１．もし夢の実現のために，国籍を変更する覚悟が有る方は
批判してもいいかも．．．
国籍移籍するだけでオリンピックの選手になれるわけではないし，
記録も選考もされなくてはいけない．
そのハードルを加味しても，
その覚悟は批判や批難の値しない気がします．
実際，フィギュアの女子選手でもアメリカ，ロシアへの国籍移籍は何例か
ありますが，大会中も批判はなく，不思議なナショナリズムで日本人として
応援してはいませんか？
なぜ，猫ひろしさんを批判するのかがわからないというか，逆にわかっちゃう！
おそらく芸人ということで見下しているとしか思えない．
ましてや，大胆不敵なアイデアでオリンピックにでることが許せないのでは？
２．目的のための国籍移籍が問題なら，カンボジア政府を批判するのがアタリ．
猫ひろしさんは当初からオリンピック目的で国籍を移籍の考えがあって，
カンボジア政府はそれを認めている．
ということは，カンボジア政府お墨付き！
このオープンなカンボジア政府の姿勢はカッコいい．
そして，こういう挑戦を大切にしているということかな．
３．もともとスポーツのいうものはシビアなものだと思います．
自国籍の選手で一番成績のいい選手を代表とするこれは当たり前です．
スタートが０．０５秒早くても世界記録保持者であっても失格となりますから．
９２秒差で猫ひろしさんが選ばれたのは，カンボジア国籍で
一番記録の良い選手だからです．
なぞの選考委員のよる選考のほうが違和感を感じますね．
”経験と実績”で日本選手権で２位の選手が選ばれたり，マラソン選考記録の
ランキング下位の選手が逆転選考されてみたり．．．
引退した選手が間際になってカムバックしてみたりw
この方式では，猫ひろしさんが国内最高記録を日本国籍で出したとしても，
”経験と実績”さらに芸人ということを加味すると到底オリンピックには
出られないような気がしませんか？
代表３人選ぶなら選考大会は３回，その大会の各トップ選手
代表１人選ぶなら，日本選手権の優勝者でないと．．．
こんなことから考えてみると，
この選択と挑戦は日本のスポーツ制度の在り方に一石投じる行動に見え
称賛に値すると思えてならないです．
今，批判することで誰が得するのかが良くわからないですけど．．．
それなら，もっと前に止めてあげてください．
なので，猫ひろしさんを批判してはいけない！
今はオリンピックでいい成績納められるよう応援しましょ．
ちなみに私は猫ひろしさんの芸風はあまり好きじゃありません．．．．