一般によく知られている落語として”寿限無”があります.
立川志の輔さんの”しじみ売り”での演目の中で,
”枕”を「寿限無」について語ったものがあります.
志の輔さんが語るにはこんな感じです.
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ご存知の通り「寿限無」とは,子供の名前が長い.
その子供の名前が長すぎて,喧嘩した子供のたんこぶが
言いつけている間に引っ込んでしまうというものです.
この名前が長すぎて,たんこぶが引っ込んでしまうと
いうことで笑ってしまうのは,子供の落語で,発想は子供だと.
この「寿限無」の奥の深いところは,
生まれた子供に長生きしてもらいたいが為に,
あれもこれもお坊さんにつけてもらった名前を
全部つけてしまう大人の欲深さというところを
わかってほしいということ.....
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それが,つい最近でもありました!
みっけちゃった!それも2つ!
みんな自分が長生きしたい.自分の名前を残したい!
みんな自分が捨てられないんですね.
それが,
”三井住友海上あいおい生命保険株式会社”
”NKSJひまわり生命保険株式会社”=NKは日本興亜,SJは損保ジャパン
みんなくっついちゃいましたね~
また,どんどんくっついて長くなりますよ~
しまいにゃ,みんな長くていい呼び方ないかと思案していると
もうめんどうだから,”〇〇セイ”でいいんじゃって事に....
4文字くらいかな.
てな感じなりそうですけどね.
でも実は,
”テクテク・コンピュータ・サービス株式会社”が,
文字数で一番長かったりして....
合併もしていなのに.... 長生きできると思います.