福島原発とアポロ13号の事故対応にみえるもの | PCクロックの速さで テクテクと....

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福島原発の事故対応について,あおりマスコミが連日取り上げていますが,

おそらく,東電も福島原発関係者も,事故対応に関しては

素人だということですね.


なぜか.


いままで東海村の人為的なミス以外の,


「原発の火」がともってから,自然災害を含めた大きな事故が


無かったために,これで”安全・安心”うまくやれていると


いう過信からかな.



事故の復旧に当たっている方,関わっている方は,

大変なご苦労をされていると思います.



事故が起きてからは,想定していない事態,

予定していない作業,予想していない対応を

迫られながら日々時間とも闘っていると思います.



これに似ているエピソードを今日ふと思い出しました.


そうアポロ13号の事故.

事故の経過は映画で知りましたが,

やはり,あらゆることを想定したいつもの訓練やシュミレート

あの事故・あの困難を乗り切っていると思います.

訓練はあらゆることを想定したいたはずなのに,


事故は想定していないところで起きてしまう事実や現実.


想定してない中で,考えられること,今やれること,

先を観ること,一つ一つを速やかに解決すること,

そして意志を統一・共有すること.


今求められているのは,俳優「エド・ハリス」が演じた

NASAの司令官かな.


一つの計算を,何人かがいろんな計算式で計算して

確実を求める丁寧さが,事実の検証や揺るぎない作業の

裏付けですね.


映画に出てくる報道官ような方たちはいらないですね.




今回の原発の事故は,地震であり,津波であり,

非常に残念なことですが,天災で,自然の脅威です.


ただ,事故の対応は,人の手にゆだねられています.


いま原発の事故の対応について,考えるなら.

「アポロ13」を観てみよう!


過信というものを考えてみるなら,

機関車トーマスのこの曲を聞いておこう!
「機関車トーマス 事故は起こるさ」 YouTube


指揮系統のありかたを考えるなら
「クリムゾン・タイド」もいいかも.



これからの日本のことを考えると,

ただただ,原発事故の早い終息を祈るばかりです.


言った言わないとかは,いらない.
何をすべきか,何が出来るか.何が必要か,何を手助けするか.

ここにかかっています.足の引っ張り合いはもうやめましょう.
この事態を利用するこざかしいことは,やめてもらいたい.

また,無用に怒る人や意味なく責める人がいると,本当のことがいえなくなる.
子供みたいにね.


本当の困っているのは,今だれなのかを考えて欲しい!