南十字星(みなみじゅうじ座) | インドでアピスト

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インドでの熱帯魚ライフをつづっていきます。

南十字星という星の名前を聞かれた事がある方も多いのではないでしょうか?


宮沢賢治の銀河鉄道の夜にも物語の終わりの方にでてきます。

白鳥座が北の十字架(ノーザンクロス)、南十字星は、南の十字架(サザンクロス)です。


天の南極に近いため、日本では普通、見られません。


ここバンガロールは北緯13度。一番高く見やすい時でも17度くらいの高さにしか

なりません。 (腕を伸ばした時のゲンコツの大きさくらいの角度です。)


でも、低くても見えるわけですから、バンガロールに赴任した時から

南十字星をみるのを楽しみにしていました。


でも、結構難しいのです。

まず、市内は結構、照明が明るく空が明るくなって、星が見えません、

次に、夜遅くになると、結構雲やモヤの出ることが多くて、見えない。

などなど。

自分の車があれば、郊外まで行けば、素晴らしい星空が楽しめるのですが、

インドでの運転はいろいろ危険ですので。


結局、昨年は1回だけ。6月に残業で大分遅くなって、

会社(郊外にあります)の門からふと見上げた時に発見。 


あこがれの南十字星。 感動でした。


今年もチャンスを狙っていました。

今夜は、空がよく晴れて、星空がよく見えていました。

夜の12時半ごろに外にでて、探しました。


写真がなくて恐縮ですが、南の空ひくく、建物のシルエットの上に

きらめいていました。

しばし、見とれてしまいました。


今日が4月13日で24時半ごろに見えたということは、

5月中旬は22時半、6月中旬なら20時半頃に南の空 低くに

見える計算になります。


南に旅行される機会があれば是非探してみてください。

(北半球では見える時間は長くないので、上記時間を参考に。)


左となりに明るい1等星が二つ並んでいるので、それを目印に。

感動すること請け合いです。



写真もオチもない記事で恐縮でした。


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