少し前に紹介しましたオヤニラミ (オヤニラミは日本のアドケタなのだ )。
カテゴリー違いですが、もう少しお付き合い下さい。
引き続き、ン十年前の学生時代の話です
産卵の様子をもう少し詳しく。
オスが産卵させる場所に縄ばりを持っています、
そこに成熟したメスが訪れる、という形になります。
オスがお出迎え、メスが必ず、この角度と色で近づいてきます。
オスが側面をみせてながら頭をふって、メスを誘います。
さらにエスコート。
そして、産卵床を連なって、上へ下へ移動します。
産卵シーンにみえますが、産卵していません。
これを長い時は何時間も続けます。(ゆすり行動、というそうです。)
部室で、麻雀をしながら、産卵を待っていると、いつの間にか
産んでいたということがばかりでした。
親が守っているところは前回の記事で紹介しました。
ので、稚魚の成長の様子を。
もう体長10ミリ、全長13ミリくらいあります。
20ミリくらいだったと思いますが、もうエラブタの目玉模様もできて親そっくりです。
この頃まで親が守っていました。
ただ、この後少しして、親が子供を襲ってたべ始めたそうです。
(私は見ていませんでした。後輩が親をすくって取り出しました。)
どこかで保護スイッチがきれるようです。
秋には4センチくらいに成長。自然界ではここから春までほとんど
大きくならないようです。
写真が悪いですが、何かをじっと見つめています。
多分、ガラス容器に映った自分の姿を見ているんだと思います。
オヤニラミッコです。
繁殖に使ったのは、180*60センチの水槽。
クラブ(生物研究会)の30周年記念でOBからいただいた寄付金を使ってしまいました。ただし、高さは36センチ。高さが低いとアクリルの厚みを薄くでき、安いのです。
川で採ってきた魚をどんどん放り込んでおりました。
若かったな。
昔話ですが、よろしかったらクリックしてください。
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