オヤニラミッコ | インドでアピスト

インドでアピスト

インドでの熱帯魚ライフをつづっていきます。

少し前に紹介しましたオヤニラミ (オヤニラミは日本のアドケタなのだ )。

カテゴリー違いですが、もう少しお付き合い下さい。


引き続き、ン十年前の学生時代の話です

産卵の様子をもう少し詳しく。


オスが産卵させる場所に縄ばりを持っています、

そこに成熟したメスが訪れる、という形になります。

インドでアピスト

オスがお出迎え、メスが必ず、この角度と色で近づいてきます。


オスが側面をみせてながら頭をふって、メスを誘います。

インドでアピスト


さらにエスコート。

インドでアピスト


そして、産卵床を連なって、上へ下へ移動します。

産卵シーンにみえますが、産卵していません。

これを長い時は何時間も続けます。(ゆすり行動、というそうです。)
インドでアピスト
部室で、麻雀をしながら、産卵を待っていると、いつの間にか

産んでいたということがばかりでした。


親が守っているところは前回の記事で紹介しました。

ので、稚魚の成長の様子を。

インドでアピスト  孵化して1週間くらいです。

インドでアピスト  孵化12日後

もう体長10ミリ、全長13ミリくらいあります。


インドでアピスト 1ヵ月半くらいかな?

20ミリくらいだったと思いますが、もうエラブタの目玉模様もできて親そっくりです。


インドでアピスト

この頃まで親が守っていました。

ただ、この後少しして、親が子供を襲ってたべ始めたそうです。

(私は見ていませんでした。後輩が親をすくって取り出しました。)


どこかで保護スイッチがきれるようです。


秋には4センチくらいに成長。自然界ではここから春までほとんど

大きくならないようです。
インドでアピスト
写真が悪いですが、何かをじっと見つめています。

多分、ガラス容器に映った自分の姿を見ているんだと思います。

オヤニラミッコです。


繁殖に使ったのは、180*60センチの水槽。

クラブ(生物研究会)の30周年記念でOBからいただいた寄付金を使ってしまいました。ただし、高さは36センチ。高さが低いとアクリルの厚みを薄くでき、安いのです。


川で採ってきた魚をどんどん放り込んでおりました。

インドでアピスト
1800水槽と60センチ水槽が9本。水換えはバケツリレー。

若かったな。


昔話ですが、よろしかったらクリックしてください。


にほんブログ村