「雑ネタ・あれこれ」・・・福岡県飯塚市・日鉄鉱業(八幡製鉄)跡地 | 「おやじの雑記帳」令和編

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今回の映像;103日 撮影の分です。
 
筑豊の飯塚市のは 狭い地域の中に 多くの炭鉱跡が 犇めきあって存在します。
前日の三菱鉱山跡に続き 住友関連の鉱山跡の御案内とそれに続く 大資本の炭鉱
の御案内です。飯塚市は筑豊の 小さな町ですが この狭い中 石炭の華やかな頃には、
日本の名だたる財閥の 鉱山が 軒を連ねて 犇めきあっていました。
 
この炭鉱は日鉄鉱業の経営でしたが、日鉄鉱業は 旧八幡製鉄の子会社であり
日鉄鉱業は 実質には 官営にも等しい存在でありました。
製鉄業の八幡製鉄では 製鉄の為には 上質の石炭を必要としましたが、この炭鉱の
石炭は すべて 八幡製鉄に収められていたそうです。八幡製鉄は エネルギー源を
自前で 地中から 掘りだしていた事になります。日鉄鉱業は 炭鉱の廃山処理を
行い 残り資産を活用して 不動産業へと転進し 現在も生き続けています。
 
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飯塚市のほぼ 中心地 小高い丘が有り 公園に成っています。直ぐの隣には大型の
ショッピングモールがあり、周辺は 多くの商店が集中しています。
此処は 駈っての炭鉱の跡地で 「日鉄二瀬炭鉱」の跡地です。元 炭鉱の名残は
殆ど有りませんが、公園の入り口に 日鉄鉱業本社の 入口の門柱が メモリアル
としてのこされ、記念碑には 当時の炭鉱施設の煙突の写真が飾られ、裏面には
会社の説明が碑文として 刻まれています。此処だけが 当時の想い出でしょう。
 
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この一帯のショッピングセンターの建物は 日鉄鉱業の所有地の中に出来てります。
日鉄鉱業は 炭鉱の廃山後 所有地を元に 不動産業を展開し、ショッピンング
センターの建物や施設は すべて 日鉄鉱業の所有物です。
 
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 緊急警戒
 
またまた 台風襲来です。今回の台風は 九州の台風としては 北上のコースが
悪く 厳重な警戒を要する台風です。過去の台風被害の 酷かった台風と同様な
状況に有る様です。困った事です・・・