まっつんのお散歩☆ -62ページ目

まっつんのお散歩☆

日々、酒を飲み続ける男まっつんの、のんびりフワフワな日常を
マイペースに綴ります。

よろしければ、ぜひぜひ☆

白く霞んだ街の雰囲気が好き。目に見え過ぎると、どうしても視覚に頼ってしまうから。


目に見える情報なんて、大した意味を持たない事が多いと思う。


意味の深淵は視覚の先に
世界はきっと死ぬまで謎のまま(≧∇≦)
そこには一面の海が拡がっていた。気付いたら吸い込まれてしまいそうなその海。


その海の中にはカタチなきモノ達がたくさん眠っていると言う。


ある日、少年がいつものように海に出掛けると、そこには3メートルほどの入り口があった。

あれ、何だろう?少年がその入り口に入るとその入り口は少年を歓迎するかのように静かに閉じて、穏やかな光に包まれた部屋が拡がっていた。


『母さん、父さん、姉ちゃん、シロ』少年がその部屋で静かに目を閉じると、いつの間にか外の世界にいた。


帰ろう。


そして少年はゆっくりと誰もいない家に帰って行く。

その瞳の端にはうっすらと涙の跡が残っていた(∋_∈)