兎団 稽古場日記

「80年代小劇場の薫り」兎団の、稽古やら出演者紹介やら、2017年現在を記す日記。関係者みんなで書いてます。

兎団23『CAFE BIANCO~Finale~』
出演者募集中

公演日5月24日(木)~27日(日) 全8回
@スタジオあくとれ(中野)
一般:2,300円
高校生以下:1,300円
リピーター:一律1,300円

18歳以上(高校生不可)であれば、経験等は問いません。
まずはお問い合わせ下さい

oukaissou@yahoo.co.jp


兎団HP
https://usagidan.amebaownd.com/

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2018年も2週間が過ぎましたが、さて、兎団(員)は何をしているのか?
春公演は5月、稽古は3月末から。暇を持て余しているのかしら?
いえいえ、みんな何かと動いております。
 

斉藤・柳橋は、2月ひと桁日にとある学校で行われる実験公演に関わっております。一般入場不可なので告知できないのが残念。

そして3月16~18日、斉藤は”演劇ユニット「クロ・クロ」”さんに出演させて頂きます。1年半ぶりの、いわゆる客演!

で、3月21日と24日、恒例になりました「イースターチャリティー演劇」@光が丘キリスト教会、があります。兎団メンバーでは斉藤・松尾・柳橋が出演。脚本はもちろん能登、演出はもちろん斉藤。

更に、たかやまが3月30~4月1日に”freedom sphere”さんに出演。

畳みかけるように4月7、8日に「イースター演劇」@犬山教会が行われます。
(都合よく3人写ってる画像がこれだけでした)
 
3月27日からは春公演稽古が始まっています。
『CAFE BIANCO』はさすが本公演、兎団役者は全員出演。
(5人全員出てた公演って『人魚姫』までさかのぼるのね!みんな若!解像度低!)
 
で、本公演前最後の外部活動が、柳橋の舞台監督業。
4月17~22日、壱人前企画さん。

・・・なんかオフの時期だからって予定入れすぎた感も・・・
個々の情報は、告知文もらい次第、このブログでもご案内いたします。
 

これもあります!
「アレクサンダーテクニーク」ワークショップ。
日程増えてます。これ以上は増えません。CHECK!
 
1月23日(火)
1月30日(火)
2月6日(火)
2月13日(火)
すべて20:00~21:30
@兎亭
参加費 200円
 
詳しくは12月24日の記事をご確認下さい。
お申込みは
oukaissou@yahoo.co.jp
050-1204-5745(兎亭)
まで。でも当日飛び込み大丈夫です。
 

え?能登?
たぶん今一番大変な劇団員です。
イースター演劇新作執筆とビアンカ改訂を同時進行でやってます。
ガンバレー
 
 
斉藤可南子
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あけましておめでとうございます。

明日が七草だからぎりぎりご挨拶間に合ったかしら(^^;)

2018年も、兎団をどうぞよろしくお願いいたします。

 

さてさて、新年から吉報が。

新入団員が加入しました。

 

 

おなじみのこの人

ばしやん こと、柳橋龍

 

兎団との付き合いは、驚きの11.5年!(中抜けあり)

劇団を知り尽くした上での入団ですね・・・11年と半年って小中高校で同級生でしたってのとほぼ同じだよ。

 

兎男子(うさぎだんし)

 

「う、うちの立ち位置が狙われてる?」

「狙ってませんから」

 

舞監もできる男、ばしやん。

戦力アップした兎団に、ご期待下さい。

 

 

斉藤可南子

 

 

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最近、閑散期がない兎団(^^;)

伴って基礎練もあまりできていないのですが・・・1月に2回、できる運びとなりました。

その場で、「アレクサンダー・テクニーク」の講習会をやります。

まもなく講師の免許を取れる、という方が、研修の最終段階として実地のレッスンを行う必要があるとのこと、で、なんと受講料無料!わたし昔受けたとき、2回で5000円だか1万円だかかかった記憶が・・・

 

1月23日(火)

1月30日(火)

両日とも20:00~21:00

@兎亭

参加費 200円(会場代)

 

基礎練の中で90分間、講習を受けます。

 

基礎練自体は18:30~行っており、ストレッチや発声を行っております。そちらも参加できますので、19:30より早くいらっしゃる方は+100円で一緒に汗を流して下さい。あ、つまり遅刻OKです。

 

アレクサンダー・テクニークとは?

身体の癖を矯正し、自然で自由な身体の使い方を習得するレッスン。海外では名だたる演劇学校の科目に採用されています。

 

当日飛び込み歓迎ですが、できれば事前にお申込み下さい。

oukaissou@yahoo.co.jp

050-1204-5745(兎亭)

でも飛び込み歓迎です!

この機会に、是非。

 

 

斉藤可南子

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教会で見るXmas演劇、愛知に続き東京・光が丘公演も先週末に本番を迎え、全日程終了しました。なんだかんだでシリーズ7作目。上演会場もじわじわと増え、有難い限りです。

というわけで、光が丘公演GPの画像を。いしぐろがいっぱい撮ってくれたので、いっぱい上げられます(^^)。こちらは照明さん(本公演でお世話になってるプロの方)がボランティアで!参加して下さったので、色もエリアも使えます!

 

OPはハンディモップでダンス。

 

お茶飲みながら話している場面と、話したことを実際行動に移す場面が交互に行われます

 

 

劇団員コンビは、似ていないのになんだか共通点がある?変に通じ合っている?役。あて書きですなー

 

 

夜の場面。照明さんが居てくれるならでは

 

 

お話の最後はみんなで歌を。

 

上演会場が増えたお陰で一か所あたりの経費が減り、入場料のほとんどを収益=寄付に充てることができました。いただいたお金は東北・被災地の児童養護施設に送られます。

 

来年、イースター公演も、とりあえず東京で行われることは決定しました。実はお客さまの半分はノンクリスチャンです。それを言ったら出演者はほとんどそう。

そのうち上演情報載りましたら、ぜひチェックして下さいウインク

 

 

斉藤可南子

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毎年クリスマスとイースターに行っている「教会で見る演劇」

東京、光が丘公演は通算7回目。こちらはもう、お客様はクリスチャン・ノンクリスチャン半々ぐらいだそうです。定着した、と言っていいかもしれません。

ぜひ、どなたでもお気軽にお越しください。

収益はすべて東北被災地の児童養護施設に寄付されます。

 

~~~~~

 

教会で見るクリスマス演劇

『意地悪ばーさん』

脚本:能登千春 演出:斉藤可南子

 

教会の仲良し3人組。その内の2人は介護職員。2人の同僚に、いつも独りぼっちの女性がいる。3人は彼女を教会に誘うことを決意するが彼女は思いの外かたくなで一向にはかどらない。はたして彼女は心を開くのだろうか?

 

出演:

斉藤可南子(兎団)

松尾武志(兎団)

あンな邦祐

谷川史緒

 

STAFF:

照明 由利優樹

音響 たかやま(兎団)

 

【上演スケジュール】

2017年12月

16日(土) 14:00~

17日(日) 14:00~

※上演時間45分+牧師さんのお話

 

【料金】

予約:800円 当日:1000円 小学生以下:500円

 

【会場】

光ヶ丘キリスト教会

練馬区春日町4丁目37‐26

TEL 03-3577-1044

MAIL info@shining-hill.org

HP http://www.shining-hill.org

 

 

~~~

 

お車は1台なら停められるかも…あぶれてしまいましたら、近所の(無料)駐車場にご案内いたします。

 

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教会で見るXmas&イースター公演、今年は東京公演のみならず、愛知県犬山市の犬山教会にもお招ばれしました!秋は横浜公演もあったし、遠征慣れしてきたかしら?

 

朝5時に集合して、レンタカーに乗り合って出発。

途中、ちょうど朝日が昇る時間帯に富士山周辺通過。

SAにて。肉眼だともっと大きく見える!

 

11時着、仕込んで場当りしてお昼をいただいてゲネやって、15時には本番。

これは場当り写真ですね。

 

一日1公演なので、夜はゆっくり。

でも日曜の朝は(わたしにとっては)早く、仕込み直してお昼をいただいて14時から本番。

 

関係者の方々やお客さまと歓談タイムの後は荷物をまとめて16時半を目安に教会を後に。

そして帰路とは逆向きの名古屋に向かい(^皿^)名古屋テレビ塔へ。

スターウォーズとコラボしてるときいたもので(^皿^)

いえ、わたしのポリシーというか、遠征公演は、招いて下さった方達との交流と、現地の観光も含めて遠征公演だと思うのです。いやほんとに。

 

 

こんな撮影スポットが。

みんなSNSにあげるよなー宣伝うまいなー

タワーもライトセイバー仕様でした!

 

さいとうが珍しく女性役をやっています。

光ヶ丘教会での公演は12月16、17日。

観劇料800円。収益は全額、慈善施設に寄付されます。

近々、詳細ご案内いたしますね!

 

(わざわざ「お昼をいただいて」を書くのは、犬山で出して下さる食事が毎度毎度、激!うま!だからですラブ

 

 

斉藤可南子

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毎年クリスマスとイースターに行っている「教会で見る演劇」

愛知・犬山公演は、無料公演です。

かといってクリスチャンの方にしかわからない見られないという内容でもありませんので、どなたでもお気軽にお越しください。

教会礼拝堂という空間そのものも魅力的です。

 

~~~~~

 

教会で見るクリスマス演劇

『意地悪ばーさん』

脚本:能登千春 演出:斉藤可南子

 

教会の仲良し3人組。その内の2人は介護職員。2人の同僚に、いつも独りぼっちの女性がいる。3人は彼女を教会に誘うことを決意するが彼女は思いの外かたくなで一向にはかどらない。はたして彼女は心を開くのだろうか?

 

出演:

斉藤可南子(兎団)

松尾武志(兎団)

あンな邦祐

谷川史緒

 

STAFF:

照明/舞台監督 柳橋龍

音響 いしぐろれいこ(兎団)

 

【上演スケジュール】

2017年12月

2日(土) 15:00~

3日(日) 14:00~

※上演時間45分+牧師さんのお話

 

【料金】

無料

 

【会場】

犬山教会

愛知県犬山市松本町2丁目45番地

TEL 0568-61-3324

MAIL inuyama@church.email.ne.jp

 

~~~

 

礼拝堂が広いので、ご予約なしでふらりといらっしゃっても大丈夫です。

お車の方はお早めにお越しください。駐車場へ誘導いたします。

 

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もう一度言うが、私は究極「分らない芝居」が好きな人間ではない。いや、出来のいいものは好きだが、究極どっちが好きか?と聞かれたら分る芝居である。

あれは№14「アイスクリームの城」の時だったと思う。出来た脚本があまりにイメージと違っていて・・・いや、少しは自分の作りたい芝居と被っていたのかも知れない。だってこの時は第二期「自分の確立」の始まり、自分の(ほんの一部)は混ぜ込めたのだから。だからこの時、無償に刺激された・・・しかし、自分の本当に作りたいモノ、それを含む部分の大半は削るしか芝居が成立しなかったのである。

 

ショックだった・・・そんな風で、自分の作りたい芝居を完全に見失ってしまっていた・・・

 

でも、それを作ったって、どうせ認められないし、酷評はあまりに辛いし・・・何よりイメージ通り作れないって今まで思い知らされてもいた。

作れない・・・自分が本当に作りたい芝居を・・・それで、あれ以外の自分の芝居を確立させていったのである。

だからある意味、「ビアンカ」のみが、自分流、自分が本当に作りたかった芝居を作って成功したものである。だから、あれは第二期の「自分の確立」の主要作品になったのだ。それを中心にして勉強の成果を全て叩き込んだ「義経記FINAL」は、自分の作品とは言える。

しかし、両方とも自分を追及したものではないのだ・・・そこにあの二つの弱い所、私の不満な所がある。

 

だから?・・・だから、何だと言うのだろう?あの二本を超えることは結局出来ないのだ・・・・・・・ふぅ~ぅう~・・・・・・・・・(深い溜息)

 

そこまで考えて、いや、実際には何百回となくそう考えてきたのだが、ふと気が付いたことがある。先ほど述べた通り、私は今まで演劇学校に通っていたようなものだと思っている。

学校に行った以上、何かは身に付けている筈だ。

そこで覚えたり身に付けた色々な技法を使えば、作りたいモノを作っても今度は人から評価されないことは無いんじゃないか?ってことである。

今なら(どれほどになれた?は別として)、今度は(ナンボのモンジャい!も別として)、本当に自分が作りたかったモノくらい作れるのではないか?そう思ったのだ。

そして数ヶ月前ふっとイメージを沸かせたら、どんどん沸いてきた。そしてこれらは芝居として成立する自信がある。やっと作れるのである。芝居を書き始めた頃から持っていた夢が。これが、これこそが次のステップ、第三期である。

そして、このあとの第三期は「自分の追及」である。自分を追及すれば「義経記」「ビアンカ」を圧倒することくらいは出来るのではないだろうか?

 

最近の趣味はファッション雑誌を読むことなのだが(フツーに買うと高いので、古本屋で一年以上前のものを100円で数冊買ってくる)、その中のエッセイに面白いことが書いてあった。

動物学的に言って、キリンは高い所の葉っぱを食べたくって首が伸びた訳ではなく、色々な突然変異があった中で、首が長い種類が残ったんだそうだ。

色々やってみることだ。

一本一本をヤッツケ仕事にせず、真剣勝負で。失敗があっても、キリンの話を思い出して。そうでなくっては自分流の追求など出来ない。それを極限まで伸ばすことなんて。

 

第三期は、本当に大変な時期だと思う。第四期があるのか知らないが、ひょっとしたら一生第三期なのである。ワクワクもするが、当然不安もある。

思えば随分沢山のキリンの首を切ってきたものである。

これからも沢山のキリンの首をきることになるだろう。

でも頑張ろう、やっとやる気が出て来た。

 

 

終わり

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話を戻そう。

それだけ「ビアンカ」と「義経記」は、私にとって別格なのである。それが終わってしまうのだ。正直、今のままではあの2本を超えることは出来ない、その確信がある。せいぜい互角のものを作るくらいで・・・

 

ここで、今のままでは、というのがポイントである。

「次のステップ」と言うのが、ここで出て来る。

 

最初期、兎団第一期の前、まだ仙台にいた頃、上演される当てもない戯曲を一日一本以上書いていた頃、私には作りたい芝居があった。 

好運にも仙台では、私はすぐ仕事を貰えた。プロとしての仕事をする為、それらはお預けであった。最も一般性の高い誰に見せても嫌われないコメディを勉強し、何本も書いた。一様に高評価であった。プロなんだからワガママを通すことは出来なかった。

そのため自分が本当にやりたかった芝居は、東京に来て兎団結成後に晴れてやろうとしたのだが、少しやってやめてしまった。具体的なイメージが湧かなかったのである。

いや、それでも最初の頃は理論専攻で兎に角やってみた。№2「放課後」~№4「軟体の火蜥蜴(なんたいのサラマンダー)」がそれである。№2、№3に関しては酷評ばかり貰った。「分らない」って言われた。稀に、本当にごく稀に絶賛されたけど。

№4になって始めてカタチが出来てきた。評価を貰い(それでも一部からだが)、自分の中のイメージも少しだが出来てきた。しかし

様々な理由によって、また元の芝居に戻っていった。いわゆる先達の技法の踏襲である。

様々な理由、と書いたが、最大の理由は「評価されない」ことがイヤ、なのである。必死に作って酷評を受けると、真っ暗な気持ちになる。一ヶ月は立ち直れない。評価に脅えて情けない、かも知れないが、って言うか、はっきり情けないが、どうしても辛いのだ。

また、自分が脚本家としては器用である、ことも理由の1つになる。つまり、不器用であれば、どうしたって自分のやり方しかない!と開き直り、批判の痛い雨の中、自分流を貫けたかも知れない。ところが、私には逃げ道があったのである。自分の作りたいものは、人から、少なくとも現代人からは受け入れられないのだ・・・と思い込んだ。既存の手法でも良いものは作れるんだし、等と思い・・・大馬鹿者である。要は苦しいから逃げていただけなのだ。

 

一時期デパートのファッションフロアを歩いて、批判を恐れずに自分を貫いているワイズ(大ファンである)やコム・デ・ギャルソン(天才だと思う)の商品売り場を見ると、悶え苦しんだ。

『いや、自分の作りたい物は受け入れられないんだから!』

とか、言い訳したって、どう理屈を通したって、どうしたってすっきりしない。だってウソなんだから。自分は誤魔化せない。

そんな思いを抱えながらも、№4が終わってからは自分の本当に作りたい芝居を追っかけるのをやめて、既存の方法で作るようにしたら「分からない」って批判は無くなった。

成功といえば成功だけど、モノを作る人間としては完全なる敗北である。恥ずかしい人間である。

 

「分らない」って批判が嫌であった。

1つには、私は究極「分らない芝居」の人間では無いってことである。№2から№4までのあまり受けなかった芝居を評価してくれた僅かな人も「分らないけれど面白い」と言ってくれたのだ。

理解しづらいかも知れないが、本当に私が作りたいものは、№2~4のあれらではない。あの頃は筆力が足りなくって、中途半端なものしか書き上げられなかったのである。いつも不満で一杯であった。本当に作りたいものはこれじゃないって思っていた、それだけに悔しかった・・・そして、「分らない」って批判があの頃一番多かった。

 

 
→続く
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ここで話は変わるんだが、私は兎団には第一期と第二期がある、と思っている。自分個人の姿勢の話だが、脚本家の姿勢で分けた場合、だと思って下さい。(演出や役者さんには、また別の感覚があると思います)

第一期は№1「BLACK」~№13「人魚姫」

第二期は№14「アイスクリームの城」~№23「BIANCO FINALE」

 

第一期は、とにかく勉強であった。

面白い、と思うもの、思う技術を演劇は勿論、映画、映像、ショーやコンサート、お笑いコント、美術等、他分野からも、目に付く限り片っ端から引っ掻き集めた。兎に角「義経記」を完成させたかったのだ。その為に一番手っ取り早いのが先達の(既にある)技法の習得だったのである。それで№6、№11で「義経記」をやってみたのだが、ダメであった。どうしても納得いかない。後になって分析してみると

どうも身に付けた技術に振り回されてしまっていた

んだと思う。強力な武器であればあるほど、使う本人の体力が必要なようだ(そんな状態では「身に付けた」等とは言わないのかも知れないが・・・)。貧弱な体力でヌンチャクを振り回して、逆に怪我をしているようなものだ。

その為、第一期の終り頃№12「愚か者」辺りから、だったと思うが自分の芝居の確立を目指した。これが大変だった・・・自分の芝居?そもそもそんなものあるのだろうか?

 

自分は器用な反面、個性が少ない:そう思っていた

 

悩みに悩み抜き、周りの信用出来る人間に聞いて回りもしたのだが、結局「ビアンカ」に戻る。それまでの作品で、あれだけは勉強では無かった。誰の影響も受けていない。いや、最初は誰かの真似をしようともしたのかも知れないが(どうだったかは覚えていない)、覚えていることは、ビアンカを書こうとして、どーしたって欠片も書けなくって、どーしよーも無くって、ノートに書いておいた言葉(書いた覚えのない言葉もある:自分の字だったけど)を、自分の感性を頼りに貼り付けたのだから。あれだけは、唯一自分の芝居と、そう言える。それ以外の何ものでもない。

 

そうして追っかけに追っかけて、どうにか「ビアンカ」の一面から発想を貰った(ホンの一面からだけど)。そうして出来たのがMOVEである。

それが形になったのが№14「アイスクリームの城」、もっとも当時はMOVE等と呼んではいなかったが・・・第二期の開始である。第二期は「自分の確立」がテーマであった。自分を軸に、芝居を作ろうとしていった。これが意外なくらい上手くいった。第一期で身に付けてきた技術も使いこなせるようになり、劇評も徐々に良くなり、余裕も出て来た。この第二期で身に付けた最大のものは、迷っても、自分を見失わず軸をブレさせずに書けるようになったことだと思う。

そうして№20でやっと「義経記」を完成させられた。

 

長い道のりであった。

だが、正直、第一期と第二期は戯曲学校にでも通っていたものにも見える。ならば「義経記FINAL」は、卒論、とでも言えばいいのだろうか?今迄の勉強の全ての結晶である。

ならば次回№23のラスト「ビアンカ」は、卒業式の後のイベントなのだろうか?打ち上げ、とか、或いは、どうせ出来もしない告白、とか。

いささか話が逸れてしまったが、ここまでの兎団の芝居は「ビアンカ」から始まって「義経記」で終わった、とも言える。

 

 

→続く

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