武内臣介です。
いつもお読み頂き有難うございます。
今日は、
No.4773 【コト生み】その571
『真面目なモテ理論(魅力理論)の実践ーその260』
です。
(タイトル)
リーダーに必須の【自己責任】を正しく理解する
<今日のポイント>
仲間と共に描く目標に向けて行動するとき、
リーダーに欠かせない姿勢が自己責任というものです。
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2023年ラストのコラムとして、お読みの皆様が来年を皮切りに飛躍的に進歩発展にしていく為にも大切なことをお伝えします。
今回のコラムでは、誤った認識をされがちなものですが、リーダーや自己実現を目指す人なら、正しく理解して自己に落とし込むことが必須の自己責任について書いております。
ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。
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2023年も残りわずかとなりました。
まずは、今年の自身に対する振り返りを『素直と謙虚』の心で行う必要があります。
小さなことから大きなことまで、いろいろな判断と決断で進めてきたことでも、判断を誤ったものもあれば、上手くいったということもあると思います。
人は自己の力不足や過ちにを、自己正当化や他者責任にしているうちは一切成長していきません。
それを他人に不平不満のはけ口として話、自己正当化をして一時的に優越感や相手の共感による満足を得たとしても、自分の成長を助けるものにはなりません。
そのようなことを繰りすと、自己保身や責任回避の思考が習慣化されて、自己成長どころか自己退化を促進する道を進み続けていきます。
振り返りは、『素直と謙虚』の心で「あのときは失敗したな~、判断基準が上司の顔入りを伺うことに向いていた・・・」など、失敗したことは反省しながらも、笑い話として素直に振り返ることです。
嫌な思い出は思い出したくないものですが、これをやる人は更に成長していきます。
失敗したことは他者責任、上手く行ったことは自分の手柄というダメ人間の道に進む思考では成長していかないので、ぜひとも一人で振り返るのもいいし、会社で仲間と笑いながらやるのもいいです。
その振り返りから次の道につながるとても重要なことが見えてくると思います。
さて、今年ラストのコラムはリーダーに必須の【自己責任】について書きます。
ちなみに、私がセミナーや講演、クライアント先で【自己責任】の話をするときに伝えている対象は全ての人です。
組織やチームでリーダーとなる人は当然ですが、そもそも自分自身を動かしていくのは自分なので、リーダーシップは自分にも発揮していく必要があるという考え方です。
自分すら好ましい方向へ導けないのに、偉そうに人様を導いたり動いてもらうということは出来ません。
よって、全ての人がリーダーとしての資質を身につけることが大切なので、全ての人を対象にしてお伝えしています。
なぜ【自己責任】がリーダーに必須なのかと言えば、会社の社長であれ管理職であれ、自分自身も含めて『自分事で捉えて自己責任として考える』からこそ目標達成や問題可決の道を真剣に考えることができるからです。
自己実現や目標達成は【自分事で自己責任の姿勢】が無ければ何も成すことが出来ません。
テストで100点取れないのは、「親がうるさいから」「先生の教え方が悪いから」「時間が無いから」・・・・・・ですか?
こうやって自分の事すら他者責任にすることは、人生の中で自分でもあったと思います。
100点を取りたいなら、他者や環境のせいにせず、その中でどのように取組むかということを【自分事で自己責任】として思考するからこそ、新たな方法がアイデアとして湧いてきたり、もしくは書籍を読んで解決方法を探すという行動につながります。
ちなみに、某政治家が「国民が自己責任で・・・・」という発言をする場面があり、アホなこと言っていると思ったので記憶に残っているものがあります。
政治家は国民の代表で会って、国民に自己責任を強いるということは『貴方の責任でもっと真剣に考えろ』というだけの話ですが、こんな恥ずかしいことを平気で言える人を選んではいけないと思います。
自己責任を他者に強いた時点で『他者責任にしている』ということに気付かないのが、自己責任という言葉の誤った認識です。
社内で部下に対して自己責任で捉えて欲しいと思うなら、「自分事で自己責任として捉えるとどう考えるか?」ということを導き続けることです。
【自分事で自己責任の姿勢】というものは、どこまで行っても軸は自分です。
アホな政治家のように、他者責任の姿勢で政治家が務まるのが今の日本という国だと思うと残念で仕方ありません。
ある逸話があります。
昔は川を渡るのに、浅い川であれば背中におんぶして川を渡す人や、小舟で対岸まで渡す方法でした。
その方法だと、上流で大雨が降ったり、川の流れが荒い時など、無理して渡ろうとする人が流されて死んでしまうことも沢山ありました。
その光景を普段から見ていた人が、「安全に渡る方法は無いか?」ということを考え続けた結果、対岸まで渡れる橋を作れないかと思い、そこからいろんな失敗をしながらも大きな橋を完成させました。
逸話をそのまま覚えているわけではないのですが、このような内容の話です。
他人が死ぬことを自分事として捉え、その人たちが亡くなるのを自己責任として捉えたときに、問題解決への思考がフル回転していきます。
これを他人事で他者責任にしていれば、そんな解決方法は思いつきません。
先人はこのようなことを繰り返し行い、高い技術を培ってきて今があります。(その体制が失われてきているのが国の危機ですが)
リーダーや組織で働く人たちが他人事で他者責任だと、会社は目標達成に向けて進歩発展していけなくなります。
自分自身すら、進歩発展させられないので自己成長とは逆の道になります。
全ての人にとって必須の【自分事で自己責任】ということを正しく理解して、『言葉で知っているだけで使えていない』ということにならないよう、『普段から繰り返し自分事で自己責任で捉えて考える姿勢』を習慣にしましょう。
これが、2024年だけでなく、自分の人生を切り拓く強力な武器になっていきます。
組織も同様で、この武器を持つ仲間が増えれば増えるほど、強い会社になっていけます。
もちろん、目的はお役立ちです!
最後に一つだけ、人は他人事や他者責任になりやすいし、私もそうなったりします。
他人事で他者責任の発言をしたり思考したときは、そのあとに「そうは言っても自分のことだとしたら・・・」という自分事で自己責任で思考する方法を使ってくださいね。
本年もコラムにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
毎日のコラムは休まずコツコツですが、次回の火曜日コラム『真面目な魅力理論』は2024年1月2日(火)です。
来年も宜しくお願い致します。
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