【定例市会第10日】

関西広域連合議会議員選挙が行われ、神戸市会(定数2)から初めて維新会派として、私が選出されました。

 

 

任期の1年間、しっかりと職責を果たしていきます。

令和6年度の所属
・都市交通委員会
・外郭団体に関する特別委員会 理事
・関西広域連合議会議員

また、未来都市創造に関する特別委員会の今年度の活動状況について、委員長報告を行いました。

 

 

【委員長報告】
令和5年度 未来都市創造に関する特別委員会の活動状況について、ご報告申し上げます。

本委員会は、神戸市会初の試みとして、市当局が提案する政策を質すだけではなく、議会の立場から独自の政策提言を行うことを目指して、平成26年度に設置されました。

設置以来、新たな時代の神戸のまちづくりはどうあるべきかについて、 専門的知見などを活用しながら調査・議論を行い、様々なテーマで市長に対して提言を行ってまいりました。

 

 

令和5年度は、全国的な人口減少トレンドの中で、DX・働き方改革の進展等も踏まえながら、「定住人口の増加」「人口減少対策」につなが る魅力ある神戸のまちづくりや、未来志向の都市政策のあり方を基本テ ーマとし、幅広い観点から調査・議論を行いました。

委員会の主な活動として、それぞれ異なる観点から4人の参考人を招 致し意見聴取及び意見交換を行うとともに、他都市の先進事例についての実地調査を実施しました。

参考人招致では、まず、中央大学文学部教授 山田昌弘氏を招致し、「少子化対策は失敗したのか」をテーマに、少子化の現状や原因、少子 化がもたらす今後の新しい課題、有効な少子化対策について意見聴取及 び意見交換を行いました。

次に、島根大学法文学部教授 関耕平氏を招致し、「住民とともに進める持続可能な地域づくり―都市と農村の協働・発展をどう切り開く か」をテーマに、地域活性化の豊富な事例をご紹介いただきながら、 住民と行政がどのように協力し合いまちづくりを進めていくかについて、意見聴取及び意見交換を行いました。

次に、川崎重工業株式会社 技術開発本部副本部長 加賀谷博昭氏を招致し、「人口減少社会を見据えたAI活用による地域活性化の可能 性」をテーマに、ロボット技術による生産性向上や、AIの活用例、神戸に開設されたMicrosoft AI Co-Innovation Labの活用について、意見聴取及び意見交換を行いました。

次に、合同会社公共コミュニケーション研究所代表CEO・東海大学文化社会学部教授 河井孝仁氏を招致し、「シティプロモーションを考える」をテーマに、住民の関与意欲を増やす手法や効果的なプロモーシ ョン、シビックプライドについて意見聴取及び意見交換を行いました。

実地調査では、高い合計特殊出生率を達成した岡山県奈義町で実践さ れている先進事例について調査を行いました。

子供と大人が世代を越えて交流できる子育て等支援施設「なぎチャイルドホーム」や、人・地域・しごとをつなぐ「奈義しごとえん」を訪問し、その取り組みについて、説明聴取や実地視察を行いました。

 

 

こうした調査活動を踏まえ、各委員の課題認識に基づいた委員間討議を重ねた結果、子育て支援やAIの活用、地域活性化など多分野にわたる 内容を全会派一致で15項目にまとめた提言書「人口減少社会を見据えた 新たな時代の神戸のまちづくり」を、4月8日に久元市長に提出いたしました。

4月16日には委員会の活動状況や市長への提言内容を市民の皆さまにご報告するため、市民報告会を本会議場で開催いたしました。幅広い年代の皆さんにご参加いただき、また、事前のご質問や、開催後のアンケートでも多くのご意見をいただくことができました。皆さまの関心の高さを改めて認識するとともに、我々といたしましても今後の活動に生かしていきたいと存じます。

以上、委員会の活動状況についてご報告を申し上げましたが、当局におかれましては、本委員会からの提言内容も考慮しながら、魅力ある神戸のまちづくりや未来志向の都市政策において、積極的に施策に反映させるよう強く要望し、委員長報告といたします。 


———————————————————
 

本日は、楽天ヴィッセル神戸株式会社 千布代表取締役社長にもお越しいただき、ヴィッセル神戸を応援する市会議員の会の総会も開催。

 

 





今年も優勝し、地元神戸を盛り上げてください👏