子育て世代の施策に重点を置き、人口増、税収増を実現している明石市。 

隣接する西区でも常々比較される明石市の中学校給食を視察する為、維新会派の仲間と共に、明石市立東部給食センターに伺いました。

 

神戸市会からは私と、さとうまちこ議員、三木しんじろう議員、明石市の森勝子議員、姫路市の大西陽介議員と竹中由佳議員、加古川市からは、つばきよしこ議員が参加し、本日の献立を試食させて頂きました。

 

 

東部給食センターでは中学校10校分、約5,900食を作り、保冷、保温、衛生面に万全を喫し、各校に30分以内で配送しています。

 

明石市の給食は温かく、味も美味しかったです。写真では分かりにくいですが、味噌汁は具だくさんで、サバは柔らかく味付けも絶妙でしたグッ

 

 

これで保護者負担は1食308円。来年4月から中学校給食を保護者の所得に関係なく完全無償化する方針との事です。

 


調理場をガラス越しに視察し、予算や衛生、運用面など様々な質疑にもお応え頂き、子育て世代を呼び込む明石市の本気の改革を実感しました。

 

神戸市の中学校給食の喫食率は約33%。給食を食べたがらない中学生が多く、弁当を作らなければならない親御さんのご負担の話を度々お聞きします。

 

私も含め、維新会派から冷たい中学校給食の具体的な改善案を議会、委員会で提起しても、作業スペースや本体の設置スペースの確保、調理師の配置が必要、また増改築に多くの経費を要する、予算が・・・等々、できない理由のオンパレード。

 

明石市はセンター方式(センターで調理→各校に配膳)ですが、隣の政令指定都市・大阪市では、維新の改革でそれらの課題を解決し、すでに学校調理方式、親子方式(小学校で作った給食を同敷地内や近隣の中学校に配膳する方式)に移行し、温かい中学校給食を実現しています。


神戸市の中学生にも温かい給食を盛々食べてもらい、笑顔あふれる給食の時間を過ごしてもらいたい。会派の有志と共に、実現するまで改善案を提起し続けます。

 

黒田武志