こんにちは。最近ますます寒くなって

冬らしい気候になってきましたね。

さて、いつも食べものの話題ばかりなので

今回は違った話題を。

「古本」の話です・・・。

 

3年前に死んだ祖父の遺した古本。

その遺品を売りに

行こうと思っているのだが、

どんな本かというと、俳句の本。

こんな外観。

閉じ箱の様になっていて

上下にひっかける爪がついている。

中を開くと、

水原秋櫻子(しゅうおうし)という俳人が昔いたそうだが、

その人の書いた「自註百二十句」という本。

註は「ちゅう」と読む。

自分は知らなかったが俳句界では有名な人らしい。

ネットで調べたら

刊行年が昭和40年。まぁ古い。

さらにこの本、なんとサイン入り。

これで売るときの値段は上がるだろう。

もう一枚。ちゃんとした題名を。

さてはて、この本がいくらになるか、だが・・・

ネットで調べたところ5千円~1万円くらいで取引されてる模様。

でもこの本は状態が悪いからなぁ。。。

 

と思いつつ古本屋に持って行った。

ネットで高価買取の店を探して

よさそうだと思ったのが神田神保町にあるこの店。

巌松堂

 

神保町に行って、他に2軒ほど古本屋を回ったところ、

どちらの店からも「いらない」と言われる。orz

さて、本命の巌松堂に行くと、査定の係の人が

今忙しいから「30分待ってくれ。」と言われる。

珈琲を飲みながら待つ事30分。担当者が現れ

ついに値段が付いた。

いくらだと思います?

驚くなかれ。

ななんと……

 

300円!!

 

がっくり。こんなもんか……。

交通費で相殺されたよ。

(;´д`)トホホ…