先日、OKB48総選挙の結果を覗いてみたところ、私の推しのものも
何本か混ざっていましたね。OKB48総選挙というのは、
「お気に入りのボールペン48本を決める総選挙」(笑) のことで、こちらですね → ★
今のボールペンは非常によくできていて、感心します。
滑らかな書き味といい、インクの発色のよさといい、筆記時のガタつきのなさ、
ルックスのよさ、重さのバランス etc、多くの細部に気を配っていることが、
使っていて分かります。
私の子供の頃の筆記具なんかまだまだ品質が悪くて、酷いものでした。
ボールペンの先からねっとりしたインクが漏れるし、
ボールが外れてしまうこともありました。
ボールペンに限らず、万年筆はしばらく使わずにいたらインクが固まって、
まったく字が書けなくなる、逆にインク漏れも起こる。
シャープペンシルは芯がポキポキ折れて、
書いて減った芯量より、折れて捨てた量のほうが多いかと思うくらい。
芯がどこかで詰まり、いくらノックしても出てこないこととか。
ペーパーレスと言われているのに、ボールペンやシャープペンシルなどの
筆記具メーカーは衰退どころか、技術的な改良にしのぎを削りあう激戦区だと
聞いたことがあります。何が激戦区になるか、分からないものです。
UKのR&B系バンド、ズート・マネーズ・ビッグロール・バンド ★ の
2作めのアルバム "Zoot!" からオープニング曲を。
66年5月31日に、ロンドンのクラブで行われたライブです。
ソウルフルなズート・マネーのボーカルとグルーヴィなオルガン。
ちなみに曲を書いたアンディ・ストラウドは60~70年の間、
ニーナ・シモンの夫だった人物。作編曲家にしてプロデューサー。
オリジナルは当時は妻だったニーナ・シモンが66年1月に発表しています。★
バート・バカラック ★ の初期のヒット作ですね。
オリジナルは1961年の、ベン・E・キング脱退後のドリフターズ。★
いろいろなミュージシャンがカヴァーしています。
本バージョンはハスキーで味のあるズートのボーカルと、
オルガンの間奏も魅力的で惹き込まれます。
これは懐かしかったので。
シンガーはジェファーソン・エアプレインと
ジェファーソン・スターシップのメンバーで、
リードボーカルを務めたマーティ・バリン ★ 。
私はそういうことは知らずに、どこかで耳にしていて、
いいメロディなのでよく口ずさんでいましたね。
日本語タイトルは「ハート悲しく」。
初ソロアルバム "Balin" に収録されているほか、
シングル化され、1981年にはビルボード・ホット100で8位、
全米アダルト・コンテンポラリー・チャートで9位、
全米ロック・チャートで20位を記録したそうです。
ほぼスタンダードと言っていいほどよく知られた曲。
私もいろいろなシンガーのものを聴いてきましたが、
菅原洋一さん ★ の、このバージョンも良かったですね。
しっとりしたピアノも感じがよくて、ボーカルに
よく合っていると思います。歌の情景が浮かんできます。
いつの録音なのかは分かりません。
菅原さんは昨年もこの歌を録音していますが、それではないようです。