カーティス・メイフィールドは72年の 'Superfly' を、当時偶然にラジオで

耳にしていました。

自分的にはあんなファルセットボイス自体めずらしかったし

スペイシーな感じのするファンクなサウンドというのも、

耳新しかったのでよく憶えていました。

 

しかし 'Superfly' で知ったせいか、カーティスはスライ・ストーンみたいに

ぶっ飛んだ黒人のイメージ。 (笑)

もっとアルバムを聴くようになって、全然ちがう人だと気づきました。

 

加瀬邦彦はワイルドワンズを結成する以前、寺内タケシとブルージーンズに

所属していたそうです。

そこを辞めた理由がすごくて、当時ビートルズの来日ということで

ブルージーンズは前座を務めることになっていました。

 

しかし警備上の措置として、前座のバンドは演奏終了後、楽屋に監禁され、

ビートルズを見ることや演奏を聴くことが出来ないルール。

加瀬さんはどうしても客としてしっかりとビートルズを見聴きしたかったので、

ブルージーンズを辞めたそうです。 (笑)

 

まあ加瀬さんは音楽的な才能を見込まれて、あちこちのバンドや

プロダクションから引く手あまただったようなので、

そんなわがままもできたんでしょうね。

 

 


 
 
カーティス・メイフィールド の最後のスタジオ・アルバム。
オリジナル・アルバムとしては20作めほどになると思います。
1990年に起きた野外コンサートでの不慮の事故により、
首から下が麻痺した状態になってしまい、横臥しながらの
録音だったようです。
もうこの声を聴いただけで、気持ちが揺さぶられますね。
 
(Written By - Brian Fleming , Curtis Mayfield, Raimundo Thomas  
                    1996年10月 1日 アルバム発売)  

 

 


 
 
ワイルドワンズ の7枚めほどになるシングル。
優れた作曲家である加瀬邦彦を擁し、短いGSブームの期間
4曲ほどのヒットを飛ばしたバンドですね。
どれも加瀬邦彦が書いた曲というのはさすがです。
かれはワイルドワンズ解散後にも多くの作曲作品を発表しています。
 
           (作詞: 山上路夫    作曲: 加瀬邦彦    編曲: 東海林修       
                                            1968年1月10日 シングル発売)  

 

 


 
 
米国のR&Bシンガー、ルース・ブラウン の8枚めほどになる
シングル。つやのある、落ち着いた素晴らしい歌声。
他にも何人かのシンガーが録音していますが、オリジナルはこの、
ルースの59年録音。とくにヒットしたということは
Wiki には書いてありませんが、いいですね~。
 
                  (Written By - Bobby Stevenson ,  Brook Benton    
                                                  1959年 9月 シングル発売)  

 

 


 
 
小川知子 の4枚めのシングル。
シングル盤のスタジオ録音はこちら →
オリコンチャートの週間順位で最高4位を獲得し、累計売り上げは32.6万枚。
1969年末の紅白歌合戦にこの曲を歌いました。
ヒットした頃を憶えている方は、記憶に残っているかも知れませんが、
当時の小川の恋人であるカーレーサーの福澤幸雄 が試験走行中に
事故死してしまったというショックなニュースがありました。
そのニュースの後日、TVの歌番組で小川知子が歌いながら
泣いていた場面を私も憶えています。
それにしてもリマスター技術によるのか、きれいな映像。
 
             (作詞: 有馬三恵子    作曲: 鈴木淳    編曲: 川口真      
                      1969年1月21日 シングル発売)  

 

 

 
オマケ