miwaku  

 

 

 

水曜スペシャル。

今回は洋楽とカヴァー曲が多くなりました。

このうち2曲は初めて聴く曲。

そのうちチャック・ベリーの曲はビッグネームのひとりとバンドが

それぞれカヴァーしてたんですね。そりゃいい曲なはず。

 

なのにヒットしてなかったんですね。

分からないものです。

 

いい曲なのにヒットするか、しないかにはビミョーなちがいがあるんでしょうが

そのちがいなどは人間には分からない。

いい曲だからヒットしそうな気はするが、いざフタを開けて見ないと。

 

AIなら分かるでしょうか。AIは多量の入力を高速&正確に処理しますが、

肝心の入力は、人間のこれまでの知識ですからねえ。 (笑)

やっぱり変わらんのじゃないかと。まあ、よく知らないですが…

 

 


 
 
当時は英米カヴァーが多かったフランク永井 の4枚めシングル。
しかしヒットに恵まれず、周囲の勧めもあり、この曲を最後に、
都会派歌謡で知られた吉田正のような、国内作家の曲を採りあげる方向へ
変更したことが幸いし、ヒットが生まれて人気が好転します。
この曲のオリジナルはマール・トラヴィス
かれがケンタッキー州ミューレンバーグ郡の
炭鉱での生活を題材に書いた歌で、1946年8月8日に、
ハリウッドでレコーディング。
このカヴァー以外には、
テネシー・アニー・フォード やプラターズ  、
ジョニー・キャッシュ など、多くのシンガーが歌っています。
 
(Written By - Merle Travis    訳詞: 井田誠一    編曲: 寺岡真三
                                                           1956年 5月 シングル発売)

 

 


 
 
パット・バラードが1954年に書いた曲。
ザ・コーデッツ  や、ザ・フォーエース 大ヒット。
アメリカでは、コーデッツのシングルは、
ビルボードのポピュラー音楽チャート3つ全てで1位を獲得。
これもいくつかのカヴァーがあり、なかにはエミルー・ハリス、
リンダ・ロンジュタット、ドリー・パートンが組んだバージョンも。
米国では大ヒットした曲ですが、最もヒットしたザ・コーデッツ盤が
日本では3枚しか売れなかったそうです。(笑) (by Wiki
英米のヒット曲に貪欲な日本。英米でヒットしなくても
日本だけでウケた曲というのもたびたびありますが、
そんな日本からここまで無視された曲もめずらしい。(?)
誰も喰いつかないのか、カヴァーした国内シンガーも見当たらず。 (笑)
 
        (Written By – Pat Ballard     1954年月 シングル発売)   

 

 


 
 
チャック・ベリー の4枚めのシングル。
ジョン・レノンやローリング・ストーンズが
カヴァーしたことでも知られていますね。 
オリジナルをYouTubeで見つけて気に入りました。
ま、何をいま頃と言われるかもしれませんが。 (笑)
ヒットはしていませんが、いいですねえ。
 
(Written By – Chuck Berry     1956年11月 シングル発売)   

 

 


 
 
マイルス・デイヴィスのバンドを脱退してからも聴き続けた演奏家は
コルトレーンや、ビル・エヴァンスの他、キース・ジャレットもそうでした。
でもわりと少なかったですね。
ゲイリー・ピーコック (b)、ジャック・ディジョネット (ds) が加わった
キース・ジャレット・トリオの「スタンダーズ」シリーズは
好きでよく聴きました。
どっちがいいの悪いのという比較は別にして、60年前後の
ビル・エヴァンス・トリオと較べると、それから20年以上を経た
キース・ジャレット・トリオの演奏は、同じピアノトリオでも
えらくアクティヴになったと感じたものです。
それはいいのですが、キースの唸り声、どうにかならないものか。 (笑)
 
              (作詞: Oscar Hammerstein II    作曲: Jerome Kern   
                              1983年 アルバム発売)