水曜スペシャル。
今回は洋楽とカヴァー曲が多くなりました。
このうち2曲は初めて聴く曲。
そのうちチャック・ベリーの曲はビッグネームのひとりとバンドが
それぞれカヴァーしてたんですね。そりゃいい曲なはず。
なのにヒットしてなかったんですね。
分からないものです。
いい曲なのにヒットするか、しないかにはビミョーなちがいがあるんでしょうが
そのちがいなどは人間には分からない。
いい曲だからヒットしそうな気はするが、いざフタを開けて見ないと。
AIなら分かるでしょうか。AIは多量の入力を高速&正確に処理しますが、
肝心の入力は、人間のこれまでの知識ですからねえ。 (笑)
やっぱり変わらんのじゃないかと。まあ、よく知らないですが…
当時は英米カヴァーが多かったフランク永井 ★ の4枚めシングル。
しかしヒットに恵まれず、周囲の勧めもあり、この曲を最後に、
都会派歌謡で知られた吉田正のような、国内作家の曲を採りあげる方向へ
変更したことが幸いし、ヒットが生まれて人気が好転します。
このカヴァー以外には、
1956年 5月 シングル発売)
パット・バラードが1954年に書いた曲。
アメリカでは、コーデッツのシングルは、
ビルボードのポピュラー音楽チャート3つ全てで1位を獲得。
これもいくつかのカヴァーがあり、なかにはエミルー・ハリス、
リンダ・ロンジュタット、ドリー・パートンが組んだバージョンも。★
米国では大ヒットした曲ですが、最もヒットしたザ・コーデッツ盤が
日本では3枚しか売れなかったそうです。(笑) (by Wiki ★)
英米のヒット曲に貪欲な日本。英米でヒットしなくても
日本だけでウケた曲というのもたびたびありますが、
そんな日本からここまで無視された曲もめずらしい。(?)
誰も喰いつかないのか、カヴァーした国内シンガーも見当たらず。 (笑)
チャック・ベリー ★ の4枚めのシングル。
ジョン・レノンやローリング・ストーンズが
オリジナルをYouTubeで見つけて気に入りました。
ま、何をいま頃と言われるかもしれませんが。 (笑)
ヒットはしていませんが、いいですねえ。
マイルス・デイヴィスのバンドを脱退してからも聴き続けた演奏家は
コルトレーンや、ビル・エヴァンスの他、キース・ジャレットもそうでした。
でもわりと少なかったですね。
ゲイリー・ピーコック (b)、ジャック・ディジョネット (ds) が加わった
キース・ジャレット・トリオの「スタンダーズ」シリーズは
好きでよく聴きました。
どっちがいいの悪いのという比較は別にして、60年前後の
ビル・エヴァンス・トリオと較べると、それから20年以上を経た
キース・ジャレット・トリオの演奏は、同じピアノトリオでも
えらくアクティヴになったと感じたものです。
それはいいのですが、キースの唸り声、どうにかならないものか。 (笑)