今回は米国のジャズ系女声コーラス・グループ、säje を。
このグループは４人の、作曲と編曲もできる女性シンガーたちが
集まったということです。
紹介する本盤はカヴァー曲もありますが、半分は säje が作詞・作曲したもの、
アレンジは全曲に渡ってsäje の手になるものです。
ジャズのフィールドで歌っているシンガーにも、ジャズ系SSWという存在が
増えてきたような気がするのですが、それの女性版が集結したわけですね。
säje というグループ名は４人の名前の最初のイニシャルから採ったとのこと。
メンバーについては下のプロフィール欄をどうぞ。
アルバムのタイトルはグループ名を冠した " säje "。2023年の発表。
グループとしてはこの１作が現在のところの最新盤。
超高級な毛布にくるまれたようなコーラスの心地よさにうっとりしますが、
ゲストとして登場するトランペットやテナーサックス、
男声ボーカルの魅力も見逃せません。
セージュ (säje)
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2023年のグラミー賞「Best Arrangement, Instruments and Vocals」に
'In The Wee Small Hours of the Morning' (feat. Jacob Collier) がノミネートされた。
メンバーの詳細は英語版ですがこちらを → ★
20歳のときにデビュー、ジャズ・ヴォーカリストの素晴らしい世代を代表する一人である。
彼女のその後のキャリアは、数作のソロアルバム、数々のワールドツアー、
名門イーストマン音楽院（ロチェスター大学）の准教授職。
ヴォーカル・アンサンブルを専門とするシンガー & アレンジャー。
セロニアス・モンク・インスティテュート出身でサウンド・テラピー・プラクティショナーの
資格も持つニューオリンズ出身のSSW。
ムーンチャイルドやジェイコブ・コリアーとの共演や
クリスチャン・ユーマンのデビュー作でローラ・ニーロのカヴァーを歌い大きく注目され、
カリフォルニア州立大学ノースリッジ校の教授でもある。
2023年 初アルバム " säje " (本盤) を発表。
Desert Song
オープニング曲。
ここでギターを弾いているベン・ウィリアムズとセージュが曲と、
アレンジを書きました。
[You Are] The Oracle
マイケル・マヨがゲスト・ボーカルとして、ジャジーなスキャットを
聴かせてくれます。
In the Wee Small Hours of the Morning
2023年のグラミー賞「Best Arrangement, Instruments and Vocals」に
ノミネートされた曲。ジェイコブ・コリア―がゲストボーカル。
男声ボーカルの美しさも含めてため息が出ます。
I Can't Help It
スディーヴィー・ワンダーとスセイ・グリーンが曲を書き、
マイケル・ジャクソンが歌った曲。
アルバムのスタジオ録音では、ボブ・レイノルズのソプラノ・サックスの
代わりにベン・ウィリアムズのベースソロが聴けます。★
♪ タイトルをクリックすれば曲を聴くことができます。
♪ () 表示のない曲は セージュ の作詞/作曲。
1. Desert Song (Ben Williams, säje) 4:01 ★
feat. Ambrose Akinmusire
feat. Jacob Collier
5. Britches 6:06 1.3万 443 ◎*5 貼る
6. Wisteria 3:58 3138 53 ◎*5 貼りたい
feat. Daniel Rotem, Terri Lyne Carrington
10. Medley 6:46
Solid Ground (Michael Kiwanuka) ★
☆ YouTube (全曲) 【Spotify に表示された収録時間】 52分43秒
Ukulele – Erin Bentlage (1, 6)
Arrangement - Säje
Producer – Säje
Executive Producer – JD Brennan
♪ "säje" の詳細は → Rate Your Music discogs
