ナタリア・ラフォルカデ /
De Todas Las Flores
メキシコや、おそらくスペイン語圏南米諸国でも多くのファンをもつ女性SSW、
ナタリア・ラフォルカデの記事は以前にもふたつ書いてあるので、
まずはそれを紹介しておきます。
その2作を挟んで、今日紹介するのが今年(2022年)の10月に発表された
ナタリアのアルバム。多作ですね。
タイトルは "De Todas Las Flores" で、収録曲から名を採っていますが、
Google翻訳なら「すべての花の」という意味になります。
詳細を知りたい方はこれらの評論を読んでください。
ともあれこのアルバムは、聴けばナタリアの本気度が伝わってきますね。
歌い方に力を込めているわけではありませんが、じっくりと練り上げられたものを
聴かせてくれる雰囲気が、オープニング曲からすでに感じられます。
また、これまでのナタリアのアルバムに較べて、自作曲ぐんと増えましたね。
これまでのかの女の盤では自作は半分以下、3分の1程度だったのが、
この盤では大多数を占めています。
ラテン諸国のカヴァーをとおして音楽の旅を続けてきた人が、
ついに自身のことを歌にしはじめた感じです。
で、それはそうとこのジャケット、どう受けとればいいのやら … (笑)
ナタリア・ラフォルカデ (Natalia Lafourcade)
De todas las flores
アルバムの2曲め。
ボッサなギターとともに穏やかで、叙情的な雰囲気で始まります。
María la Curandera
オアハカといえば、あのリラ・ダウンズの出身地でもありますね。
ドタンバタンという感じのパーカッションが心地いい。
Caminar bonito
Mi manera de querer
♪ タイトルをクリックすれば曲を聴くことができます。
♪ () 表示のないものはナタリア・ラフォルカデの作詞/作曲。
1. Vine solita 6:31
2. De todas las flores 5:24
3. Pasan los días 6:46
4. Llévame viento 6:48
5. El lugar correcto 3:55
6. Pajarito colibrí 5:17
7. María la Curandera 6:21
8. Caminar bonito 4:07 ★
9. Mi manera de querer 4:00
12. Que te vaya bonito Nicolás 6:54
☆ YouTube (全曲) 69分29秒 (Spotify では 66分36秒)
Natalia Lafourcade - De Todas las Flores - (1動画に全曲収録, Lyric Video) ★
Marc Ribot ★ (guiter)
Emiliano Dorantes ★ (piano)
Sebastian Steinberg ★ (bass)
Cyril Atef ★ (drums)
etc
producer - Natalia Lafourcade, Adan Jodorowsky ★