ナタリア・ラフォルカデ /
De Todas Las Flores
 
 
 

 

メキシコや、おそらくスペイン語圏南米諸国でも多くのファンをもつ女性SSW、
ナタリア・ラフォルカデの記事は以前にもふたつ書いてあるので、
まずはそれを紹介しておきます。
 
 

 
 
下のリブログ記事は2020年作ですが、翌年には2作のアルバムを発表。
その2作を挟んで、今日紹介するのが今年(2022年)の10月に発表された
ナタリアのアルバム。多作ですね。
 
タイトルは "De Todas Las Flores" で、収録曲から名を採っていますが、
Google翻訳なら「すべての花の」という意味になります。
 
このアルバムはここ → で紹介されていて、私もそれで知りました。
詳細を知りたい方はこれらの評論を読んでください。
 
ともあれこのアルバムは、聴けばナタリアの本気度が伝わってきますね。
歌い方に力を込めているわけではありませんが、じっくりと練り上げられたものを
聴かせてくれる雰囲気が、オープニング曲からすでに感じられます。
 
また、これまでのナタリアのアルバムに較べて、自作曲ぐんと増えましたね。
これまでのかの女の盤では自作は半分以下、3分の1程度だったのが、
この盤では大多数を占めています。
 
ラテン諸国のカヴァーをとおして音楽の旅を続けてきた人が、
ついに自身のことを歌にしはじめた感じです。
 
で、それはそうとこのジャケット、どう受けとればいいのやら … (笑)
 
 
 

 

ナタリア・ラフォルカデ (Natalia Lafourcade)
    
1984年 メキシコ メキシコシティ に生まれる。
2002年 初ソロ・アルバム "Natalia Lafourcade"  
 

 
 
 

De todas las flores
アルバムの2曲め。
ボッサなギターとともに穏やかで、叙情的な雰囲気で始まります。
 
 
 
 

María la Curandera
シャーマンにして詩人というメキシコ オアハカ の女性 が作詞。
オアハカといえば、あのリラ・ダウンズの出身地でもありますね。
ドタンバタンという感じのパーカッションが心地いい。
 
 
 
 

Caminar bonito
 
 
 
 
 

Mi manera de querer
 
 
 
 
 
タイトルをクリックすれば曲を聴くことができます。
() 表示のないものはナタリア・ラフォルカデの作詞/作曲
 

 1. Vine solita  6:31
 3. Pasan los días  6:46
 4. Llévame viento  6:48
 5. El lugar correcto  3:55
 6. Pajarito colibrí  5:17
      (María Sabina   Natalia Lafourcade)  
 8. Caminar bonito  4:07  
10. Muerte  (El David Aguilar Natalia Lafourcade)  5:58
11. Canta la arena  (El David Aguilar, Natalia Lafourcade)  6:08     

YouTube  (全曲)  69分29秒 (Spotify では 66分36秒)
Natalia Lafourcade - De Todas las Flores - (1動画に全曲収録, Lyric Video) 
 
 
 
Marc Ribot   (guiter)
Emiliano Dorantes   (piano)
Sebastian Steinberg   (bass)
Cyril Atef   (drums)
etc
producer - Natalia Lafourcade, Adan Jodorowsky
 
 
 

"De Todas Las Flores" の詳細は → Rate Your Music   Discogs   Official