リラ・ダウンズ /
Al Chile
今日は現在活躍中のメキシコ人女性シンガーのひとり、リラ・ダウンズの
アルバムから。
すでに2作ほど紹介済みなので、リブログさせてもらいます。
上は2011年、下は2015年のアルバム。単独名義(& スタジオ録音)としての
7作目と8作目でした。今回は単独名義10作目のアルバムから。
9作目はどうしたのかというと、記事を書きかけのまま、つい公開したものとばかり
思い込んで忘れていました。(笑)
で、そのまま10作目を先に書いてしまったから、こっちを先に。
タイトルは "Al Chile" で、2019年の発表。この記事を書いている時点での
最新盤です。
このアルバムは2種類あって、左の写真が2019年のオリジナル・バージョン。
右が2020年に出たスペシャル・エディション盤で、オリジナル収録曲に加えて、
その収録曲の別バージョン2曲と、未発表3曲を加えたものになっています。
で、今回はオリジナル・バージョンのほうを。
リラ・ダウンズについては、上の方のリブログ記事に少しだけ触れていますので、
興味があれば読んでください。
今回もリラの生国メキシコのトラディショナルな音楽(ランチェーラとか)だけに
とどまらず、クンビアやらレゲエやらを当たり前に織り交ぜた、
メキシコ・ベースのラテン・ミクチャー・ポップス。
とはいえ、11曲中8曲がスパニッシュ・ラテン系諸国の音楽家たちが書き、
親しまれてきた曲をカヴァーしていて、先人への敬意はリラのアルバムから
いつも感じることです。
リラ・ダウンズ (Lila Downs)
生年月日: 1968年9月9日
メキシコのオアハカにインディオの母親、アメリカ人の父親の間に生まれ、
14歳までオアハカ、それ以降アメリカに移住。
メキシカン・トラディショナル&ポピュラー・ミュージックのポップ化路線で
頭角を現わした女性SSW。
La Campanera
クンビアの人懐っこい曲調にのせて始まるアルバムの2曲め。
Cariñito
ペルーの高地に生まれ、首都リマで活躍した
アンヘル・アニバル・ロサド (1942 - 2008) の曲をカヴァー。
Dear Someone
雰囲気を変えてテハーノ調 ★ のワルツ。米国の曲。
ノラ・ジョーンズとのデュエット。
オリジナルはテネシー州 ナッシュビル生まれのギリアン・ウェルチと
Clandestino
La San Marqueña
メキシコのグループ、ロス・カミナンテスの
アグスティン・ラミレスが書いた曲。
1. Las Marmotas (Lila Downs, Paul R. Cohen) 3:23 ★
(David Todd Rawlings, Gillian Howard Welch)
9. Son del Chile Frito (Lila Downs) 3:37 ★
☆ YouTube (全曲) 37分42秒
☆ Lila Downs - Documental - El Son del Chile Frito ★ 1:33
Lila Downs Vocal
Norah Jones Featured Artist
Gepe Featured Artist
Camilo Lara Producer
& Many Others