ジアナ・ヴィスカルヂ & ミッヒ・フジチュカ /
Coffee & Music
今日はかるーい気持ちで、リラックスして聴いてもらいたいアルバム。
聴き応えのある盤をしっかり聴いてもらおうというつもりではありません。
歌うほうも聴くほうも、こういうのはリラックスしているからいいんだっていう
盤ですね。
ブラジルの女性MPBシンガー、ジアナ・ヴィスカルヂは以前にも記事を書いたことがあります。
リブログした記事で取り上げたのはジアナの2ndアルバムでしたが、
今回は4年後の3rd。
2009年の発表です。
タイトルは "Coffee & Music" で、これはいわゆる企画盤。
鎌倉のカフェ「ヴィヴモン・ディモンシュ」 ★ の15周年記念として出された
アルバムで、選曲はマスターの堀内隆志さん。
珈琲をテーマにしたものから選んだようです。
それをジアナと、かの女の夫でありギタリスト / プロデューサー / アレンジャーの
ミッヒ・フジチュカが歌い演奏した、日本制作のアルバム。
シャレたカフェでくつろいだ午後を楽しむ気分で聴いてもらえればと思います。
ジアナ・ヴィスカルヂ & ミッヒ・フジチュカ
(Giana Viscardi & Michi Ruzitschka)
2009年 このコンビ名義では唯一のアルバム "Coffee & Music" を発表。
● ジアナ・ヴィスカルヂ
ブラジル人シンガー。ミッヒ・フジチュカとは私生活でもパートナー。
● ミッヒ・フジチュカ
在ブラジルのオーストリア人。
ブラジルで活躍するアレンジャー / プロデューサー / ギタリスト。
オーストリア オーバーエスターライヒ州 リンツ に生まれる。
バークレー音楽院に学ぶ。
2003年 ブラジルに移住。
2017年 初ソロ・アルバム "SP" ★ を発表。
Coffee Time
オープニングは40年代頃の米国スウィング・ジャズから。
ここでもたっぷりとジャジーな雰囲気の演奏とボーカル。
Tea For Two
ブラジリアンなスキャットから始まる米国のスタンダード曲。
ミッヒのギター・ソロも気持ちいいです。
Café Com Pão
ジョアン・ドナートの書いた曲です。
ジョアン盤も、リラックスした歌と演奏がいいですね → ★
ジアナのこのバージョンも、すっきりした心地さ。
Java Jive
コーラスで歌われることが多い米国のスタンダード曲です。
ここでは少ししっとりしたジアナのボーカル。
Café Da Manhã
ホベルト・カルロスの書いたオリジナルはこちら → ★
ジアナはガラリと変えて、少し気だるい雰囲気で歌っています。
(Vincent Youmans, Irving Caesar, Paulo Sergio Valle)
4. Café Da Tarde (Giana Viscardi, Michi Ruzitschka) 4:22
5. Tom's Diner (Suzanne Vega) 3:41 ★
6. Bois Ton Café (Cleet Boris) 3:11 ★
9. Café Da Manhã (Roberto Carlos, Erasmo Carlos) 3:41 ★
☆ YouTube (全曲) 43分26秒
Vocal – Giana Viscardi
Guitar – Michi Ruzitschka
Toy Piano – Giana Viscardi
Percussion – Ricardo Mosca
Arranged By – Giana Viscardi, Michi Ruzitschka
♪ "Coffee & Music" の詳細は → Rate Your Music Discogs