ナタリー・クレスマン & イアン・ファキーニ /
Setting Rays Of Summer
以前にブラジリアン男性ギタリスト&ボーカリストのイアン・ファキーニが、同国女性シンガー、パウラ・サントーロと共演したアルバムを紹介したことがあります。
今日はそのイアン・ファンキーニが、共演相手を米国人女性シンガー&トロンボーン奏者、ナタリー・クレスマンに代えて発表したアルバムを紹介します。
リブログしたパウラとの共演盤では、ブラジルと米国から多くの参加ミュージシャンを呼び寄せての、米国での録音でした。今回の盤も同じ米国録音ですが、ナタリーとイアンだけで歌い演奏するシンプルな編成です。
タイトルは "Setting Rays Of Summer" で、イアンにとってはパウラとの共演盤から3年後の次作になり、2019年の発表です。
ナタリー・クレスマンは、N.Y. で活躍するシンガー。
透明感のある美しい歌声や温かみのあるトロンボーンが魅力ですねえ。
父親がサンタナのバンドにもいたというトロンボーン奏者 ジェフ・クレスマン ★ 、母親もプロのシンガーという音楽一家の元で育ったようです。
アルバムは全曲ともイアンの作曲。どれも貼りつけたくなる良い曲。
プロデュースにはナタリーとイアンに加えて、父親ジェフも参加しています。
ナタリー・クレスマン & イアン・ファキーニ
(Natalie Cressman & Ian Faquini)
ナタリー・クレスマン (左)
N.Y.をベースに活動する米国人女性シンガー&トロンボーン奏者。
イアン・ファキーニ
ブラジリ人作曲家、ギタリスト、ボーカリスト。
8歳のときに米国カリフォルニア州 バークリーに移住。
Terê
オープニング曲。
ギターがいい音しています。イアンの繊細な声。
ナタリーのソプラノの声も、高山の空気を吸っている気分。
この最初の曲で、いいアルバムを予感させます。(笑)
Lenga Lenga
コーラスが美しいです。
Debandada
Setting Rays Of Summer
ナタリーが作詞した、しっとりした曲。
英語で歌うとやはりムードが変わりますね。
米国人が母国語で歌うせいか、解放感もあるような…。
Mandingueira
♪ すべてイアン・ファキーニの作曲。
() 内は作詞者。
3. Lenga Lenga (Rogerio Santos) 3:06 ★
5. Setting Rays Of Summer (Natalie Cressman) 3:32
6. Mandingueira (Iara Ferreira) 4:03
7. My Heart Will Rise Again (Natalie Cressman) 3:30
9. Museu Nacional 4:14
☆ YouTube (全曲) 37:45
Natalie Cressman: Trombone and Vocals
Ian Faquini: Guitar and Vocals
Produced by Natalie Cressman, Ian Faquini, & Jeff Cressman ★
Recorded, Mixed & Mastered by Jeff Cressman at Cressman Music Studios,
San Francisco, California
♪ "Setting Rays Of Summer" の詳細は → Rate Your Music Discogs Bandcamp