アルセウ・ヴァレンサ /
Espelho Cristalino
ジャケットの写真は英国のちょっとおシャレなSSWみたいに見えますが、彼は以前にも紹介したブラジル ノルデスチ（北東部）のロッカー、アルセウ・ヴァレンサです。
ジャケットのイメージとはガラリとちがい、もっとアーシーなSSW。
下のリンクした記事にも貼った動画 ★ のムサい3人組の真ん中が当時の彼。(笑)
う～ん、それにしても新しいカード型リンク表示がAmeba内記事でもOKなら、リブログの立場がないではないか … (笑) リブログ、ピンチか！
さて、上の記事ではアルセウの74年のソロ・デヴュー作を取り上げましたが、今回は3年後の77年作。3作目のソロ・アルバムを紹介します。
生まれ育ったときから聴いていたブラジル北東部の音楽を、ロックとして演奏しようというのがベースにある彼のスタイルで、デヴュー作からそこは変わっていません。
今回のアルバムでも、ノルデスチの音楽によく使われる楽器（北東部のギターと数多い打楽器類）を多用しながら、解放的な伸び伸びしたボーカルを聴かせてくれます。
アルセウ・ヴァレンサ (Alceu Valença)
1946年 ブラジル ペルナンブーコ州 に生まれる。
1972年 ジェラルド・アゼヴェード ★ との共演盤
"Alceu Valença & Geraldo Azevedo" でデヴュー。
1972年年 初ソロ・アルバム "Molhado De Suor" を発表。
Agalopado
アルバムのオープニング曲です。
北東部音楽の楽器をふんだんに使った
この土地ならではのロック。
Maria Dos Santos
Veneno
Espelho Cristalino
高音の弦楽器はノルデスチ・ギター。 ★
アルバムのどの曲にもこのギターが登場しています。
A Dança das Borboletas
♪ 2. 4. 7. 以外はアルセウ・ヴァレンサの作詞作曲。
1. Agalopado 3:21
2. Maria Dos Santos (Don Tronxo, Alceu Valença) 3:57
3. Anjo de Fogo 3:26
4. Veneno (Rodolfo Aureliano, Alceu Valença) 4:04
5. Espelho Cristalino 3:59 ★
6. Eu Sou Você 3:31
7. A Dança das Borboletas (Zé Ramalho, Alceu Valença) 2:58
8. Sete Léguas 4:24
Alceu Valença (acc guitar & vocal)
Paulo Rafael (el & acc guitar)
Dicinho (bass)
Israel (drums, cincerro ★ & bumbo)
Ivinho (nordestin guitar ★)
Hermann Torres (nordestin guitar)
Chiquinho (accordion)
Beto Saroldi (flute & pífano ★)
David (pífano)
Agrício Noya
Louro (zabumba ★, agogô & Triângulo = triangle)
Sérgio Mello (Triângulo, caxixi ★ & zabumba)
Emmanuel Cavalcanti (coco de embolar ★)
Tânia Alves (vocals)
Elba Ramalho (vocals)
Marlui Miranda (vocals)
Tinhazinha (vocals)
Odaires (vocals)
Arranged By – Alceu Valença, Paulo Rafael
Produced By – Guto Graça Mello
