パウロ・パウレッリ /

Som de Casa

 

Som de Casa

 

 

 

今日紹介するパウロ・パウレッリは先日紹介したトリオ・コヘンチ  のベース奏者です。

パウロについて知っていることは少ないのですが、ホーザ・パッソスやジョアン・ドナート、イヴァン・リンス、マリア・ヒタなど、多くのアルバムで共演している演奏家ですね。みな一流どころなので、信頼されている人物だと分かります。

 

紹介するアルバムは "Som de Casa" で、2018年の発表。

ソロ・アルバムとしてのデヴュー作は2009年  、今回が9年ぶりのソロ2作目になります。

 

参加メンバーにはトリオ・コヘンチの2人(ファビオ・トーレス とエドゥ・ヒベイロ に加えてギタリストのマルクス・テイシェイラ  や、シンガーのホーザ・パッソス  がいますが、パウロ自身がベースに加えてギターも弾くマルチプレイヤーぶりを見せたり、即興演奏を聴かせたり、トリオ・コヘンチの編成でオーケストラと共演したり ('Entardecer e Baião Doce' と、さまざまなアプローチで楽しませてくれるアルバムです。

 

 

 

パウロ・パウレッリ (Paulo Paulelli)

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トリオ・コヘンチ  でも活躍するベーシスト&作曲家。

多くのミュージシャンと共演経験をもち、ベース演奏がメインだが、ギターも弾く。
1974年 ブラジル サンパウロの音楽一家に生まれる。

2005年 トリオ・コヘンチのメンバーとして1stアルバム "Corrente" を発表。

2009年 初ソロ・アルバム "Insight Moments" を発表。

 

 

 

 

 

Dunas

52年生まれのホーザ・パッソス  が若々しい声で歌っています。

唯一のボーカル曲。パウロがベースとパーカッションを担当。

 

 

Bluelelli

アルバムのオープニング曲。

マルクス・テイシェイラ  リードとリズム・ギターを兼ねる

多重録音です。

 

 

Passeio

ピアノはファビオ・トーレス。ベースはもちろんパウロ。

両者が絡みあう美しい演奏です。

 

 

Chuva em Minas Gerais

どの楽器もすべてパウロが演奏する心地いいアンサンブル。

 

 

 

♪ 3. 5. ~ 11. はパウロ・パウレッリの作曲。

 

 1. Bluelelli  (Marcus Teixeira)  5:28

 2. Passeio  (Fabio Torres)  4:37

 3. Improviso 1  1:40

 4. Verão  (Rosa Passos)  5:53

 5. Ninar Bem Baixo  2:42

 6. Chuva em Minas Gerais  3:30

 7. Vozes Carinhosas  0:34

 8. Entardecer e Baião Doce  6:46

 9. Até Breve  5:11

10. Improviso 2  5:57

11. Universo Lins  1:31

12. Dunas  (Rosa Passos)  4:56

YouTube  (全曲)  48:49

 

 

Paulo Paulelli (contrabass, el & acc guitar, percussion & vocal) 

Rosa Passos (vocal & acc guitar)

Marcus Teixeira (el & acc guitar) 

Fabio Torres (piano & rhodes)

Edu Ribeiro (drums) & Orquestra Jazz Sinfônica

 

 

♪ アルバム "Som de Casa" の詳細はこちら → discosdobrasil