ラ・モッサ /
A Moss' !
今日は南イタリア出身のリッラ・ルオッコを始めとする在仏イタリア系とフランス人が混成した５人組女声コーラス・バンド 、ラ・モッサのデヴュー・アルバムから。
タイトルが "A Moss' !" で、今年2019年の発表です。
なにしろパーカッションとコーラスだけのバンドなんで、シンプルかなとか、退屈しないかなとか思ったのですが、けっこう楽しませてくれました。
多彩で程よく、小気味のいいパーカッション類に、コーラスのスタイルも東ヨーロッパ風のポリフォニーなものから、モダンでクールなものまでバリエーション豊かです。
取り上げる音楽はブラジル音楽もあればアメリカのポピュラー・ソングも、イタリアのトラディショナルなスタイルのものもありますが、そのジャンルらしさとかには拘らず、彼女たちの自由なアレンジによって歌われ、演奏されています。
ラ・モッサ (La Mòssa)
フランスの5人組女性ヴォーカル/コーラス＆パーカッション・グループ
南イタリア出身のリッラ・ルオッコをはじめイタリア系と
フランス人との混成チームかと思います。
メンバー
Lilia Ruocco
Emmanuelle Ader
Sara Giommetti
Gabrielle Gonin
& Aude Marchand
Dona Mariquinha (Traditionnel)
ブラジル ノルデスチ音楽、フォホーの曲から。
一般的にこんな風に演奏されます。→ ★
こちらは東ヨーロッパの風景が浮かんできそうなコーラス。
Sereia / Pisa na roseirinha (Traditionnel)
2曲をメドレーで歌っているようです。
これもブラジル ノルデスチ音楽から。
Sur la colline (Traditionnel)
Nature Boy (Eden Ahbez)
米国のスタンダード・ナンバーで、多くの歌手が歌っています。
ナット・キングコールのバージョンが一般的に有名です。★
ここではコーラスだけの、ドリーミーですっきりしたスタイル。
Tarentella pé sbarià (Lilia Ruocco)
南イタリア出身のメンバー、リッラ・ルオッコが書いた曲。
1. Dona Mariquinha (Traditionnel) 3:18 ★ ★ ★
2. Sereia / Pisa na roseirinha (Traditionnel) 5:11 ★ ★
3. Sur la colline (Traditionnel) 3:35
4. All' arie all' arie (Traditionnel) 2:43
5. Nature Boy (Eden Ahbez) 2:16
6. Tarentella pé sbarià (Lilia Ruocco) 4:02 ★
7. La mòrt caçaira (Laurent Cavalié) 4:14
8. Sedenki (Traditionnel) 1:56
9. Dulaman (Traditionnel) 1:46
10. Laviyon (Danièl Waro) 4:36 ★
11. Käppee (Mari Kaasinen, Sari Kaasinen) 2:25 ★
12. Balderrama (Gustavo Leguizamòn) 4:07 ★ ★
13. Janinës çi panë sytë (Traditionnel) 3:12
☆ La Mòssa - a moss ! premier album
☆ "La Mossa" (Chansons du monde)
chant & percussions :
Lilia Ruocco, Emmanuelle Ader, Sara Giommetti,
Gabrielle Gonin & Aude Marchand
Invité :
Marco Lacaille aux
percussions sur Laviyon, pandeiro et caisse claire sur
Dona Mariquinha et Sereia
YouTube La Mòssa A Moss' !
https://www.youtube.com/playlist?list=PLEpEOGEaRHBPjFkvqvFJE7AnMHqWuKYMW
Spotify La Mòssa A Moss' !