メタ・メタ / 
Metá Metá
 
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メタ・メタはキコ・ヂヌッチ、ジュサーラ・マルサル、チアゴ・フランサの3人からなるブラジル サンパウロで活躍するユニットです。
キコは以前に紹介したことがあるアヴァンギャルド系バンド、パッソ・トルトのメンバーで、エルザ・ソアレスやこのメタ・メタの女性ボーカリスト、ジュサーラ・マルサルのソロ・アルバムにもギタリストとして参加している実力者。チアゴ・フランサはジャズ系サキソフォン&フルート奏者です。
 
この3人が組むことで生み出した音楽は、パッソ・トルトのメンバーであるキコ・ヂヌッシの音楽性を反映してか、エクスペリサンバ (実験的サンバ) とも言われているアヴァンギャルド性と、サンパウロらしい都会的洗練も兼ね備え、またチアゴのサックスによりジャズのテイストも加味された、唯一無二のサウンドです。聴けば聴くほど、プログレッシブ的であったり、アフロ・ブラジル的な面もみえてきて、このユニットが内包している音楽性は豊かなものだと感じます。
 
今日はそんなメタ・メタのファースト・アルバムから4曲聴いてください。
 
2011年リリース
 
 
メタ・メタ (Metá Metá)
左から
キコ・ヂヌッチ (Kiko Dinucci) (guiter)
パッソ・トルト (Passo Torto)のメンバー
ジュサーラ・マルサル (Juçara Marçal) (vo)
チアゴ・フランサ (Thiago França) (sax) 
 
 
Obá Iná (Siba Veloso)

 

 
 
Trovoa (Maurício Pereira)
この曲は以前に紹介したマウリシオ・ペレイラの曲です。
語りに近い感じの淡々とした歌に、アコギとフルートの美しい伴奏。
ライブで聴いてください。
 
 
Vias de Fato  (Edu Batata e Kiko e Douglas Germano)
これもライブから。
 
 
Papel Sulfite  (Jonathan Silva)  

 

 
 
 1. Vale do Jucá (Siba Veloso)
 2. Umbigada (Lincoln Antonio) 
 3. Papel Sulfite  (Jonathan Silva)  
 4. Trovoa  (Maurício Pereira)  
 5. Samuel  (Kiko e Rodrigo Campos)  
 6. Vias de Fato  (Edu Batata e Kiko e Douglas Germano)  
 7. Oranian  (Douglas Germano e Kiko Dinucci) 
 8. Obá Iná (Douglas Germano)
 9. Obatalá  (Kiko Dinucci) 
10. Ora Iê Iê O  (Metá Metá)
YouTube (全曲)  43分18秒