アカ・セカ・トリオ /
Ventanas
 
イメージ 1
 
 
 
以前にルナ・モンティ&フアン・キンテーロ夫妻のアルバムを紹介したことがありましたが、今回はその夫のほう、ファン・キンテーロが現在も組んでいるバンド、アカ・セカ・トリオの3rdアルバム "Ventanas" から4曲紹介したいと思います。2011年にリリースされたものです。
 
アカ・セカ・トリオはそのファン・キンテーロと、アンドレス・ベエウサエルトというアルゼンチンばかりかブラジルの若手ミュージシャンのアルバムにもたびたび名を見かける売れっ子ピアニストで、ソロ・アルバムも何枚か出している人、それからマリアノ・カンテーロというアルゼンチン各地のリズムを操り、あちこちで引っ張りだこの名ドラマー&パーカッショニストの3人が集まった、実力、知名度の点でアルゼンチンの代表格といえるバンドです。
 
音楽的にはアルゼンチンの伝統的なフォルクローレのエッセンスに、ジャズ・ロック・ブラジル音楽・室内楽等さまざまなサウンドを融合させた洒脱なサウンドということになるでしょうか。それに透明感のあるボーカルやコーラスの美しさにも惚れ惚れします。ということで、そういう美しいサウンドに野暮な説明はさっさと切り上げて (笑)、早速聴いてもらいたいと思います。
 
 
アカ・セカ・トリオ (Aca Seca Trio)
 フアン・キンテーロ(中, guiter, vo)と、
 アンドレス・ベエウサエルト (右, piano)、
 マリアノ・カンテーロによる (ds, perc) による
アルゼンチン・コンテンポラリー・フォルクローレを代表するトリオ。
1999年結成。アルゼンチンブエノスアイレス出身。
アルゼンチン伝統音楽をベースにジャズ、クラシック、ロック、
ブラジル音楽などをミックスして、洗練されたフォルクローレを追求。

 

 
 
Canción de las cantinas (Manuel Castilla & Rolando Valladares) 
このトリオは高い演奏力に定評があるのですが、コーラスも美しいのです。
 
 
La mañana (Juan L. Ortiz & Sebastián Macchi)
アカ・セカ・トリオの特徴がよく現れているような演奏です。
重さや強いアクセントをもたない、キラキラしながら流れていくようなサウンド
 
 
Ventanas (José Flamenco)
 
 
Chiquita (Edgardo Cardozo)
 
 
 
 1. Paloma (Juan Quintero)
 2. La mañana (Juan L. Ortiz & Sebastián Macchi)
 3. María (Eduardo Mateo)
 4. Ventanas (José Flamenco)
 5. Pobre mi negra (Anónimo)  
 6. Distancia (Andrés Beeuwsaert)
 7. Chiquita (Edgardo Cardozo)
 8. Pasan (Andrés Beeuwsaert) 
 9. Canción de las cantinas (Manuel Castilla & Rolando Valladares) 
10. Esa tristeza (Eduardo Mateo) 
11. Solitario (Juan Quintero) 
12. Casa (Andrés Beeuwsaert)