トニーニョ・フェラグッチ・キンテート /
A gata Café
今日はトニーニョ・フェラグッチ・キンテート( = クィンテット )の演奏を紹介します。
サンフォーナ (アコーディオン)を演奏するトニーニョ・フェラグッチは、サンパウロ出身ですが、フォホーのようなブラジル東北部の音楽も当たり前のように演奏するだけでなく、まったく何でもありみたいに、あらゆるスタイルに適応できそうな演奏家です。
アルバム・タイトルの "A gata Café" は「猫のカフェ」という意味でしょうかね。ということはジャケットの絵は猫だったのですね、子ギツネかと思った (笑)。
ちなみにこのアルバムは、すべてトニーニョの作曲。いい曲いい演奏ばかりなので、収録曲の動画を全部、この記事に貼りつけたい誘惑にかられます (笑)。
ところでこのアルバムは全て楽器演奏のみですが、聴いてもらえれば分かるように、スピード感のあるものが多く、多彩なジャンルの音楽性を感じさせ、目まぐるしくも楽しい気分を味わえます。2016年リリース。
トニーニョ・フェラグッチ・キンテート (Toninho Ferragutti Quinteto)
トニーニョ・フェラグッチ -- サンフォーナ (アコーディオン)
カシオ・フェレイラ (Cássio Ferreira) -- サキソフォン
クレベール・アルメイダ (Cléber Almeida) -- ドラムス
チアゴ・エスピリト・サント (Thiago Espírito Santo) -- ベース
ヴィニシウス・ゴメス (Vinícius Gomes) -- ギター
Com a búlgara atrás da orelha
ちょっとバルカン風の感じがあります。
Egberto
タイトルからして、この国(ブラジル)を代表するような名演奏家、
ジスモンチっぽいフレーズが現れます。
A gata Café
スローな曲です。各楽器が気持ちのいいアドリブを聴かせてくれますが、
途中で切れるのが残念。
Spotify で最後まで聴けます。3分43秒かかります。こちら→ ★
Chapéu Palheta
少しジャズっぽい味が加わります。