アントニオ・ザンブージョ (António Zambujo) /
 『Até Pensei Que Fosse Minha』
 
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昨日、アントニオ・ザンブージョののアルバム『Até Pensei Que Fosse Minha(2016年)から2曲紹介しましたが、このアルバムにはまだまだ素晴らしい曲が残っています。ここで終わらせるのは勿体ないので、今日はこのアルバムからもう2曲、紹介させてください。
 
またこのアルバムは、昨日も言ったように、ザンブージョが敬愛し、影響を受けたというシコ・ブアルキの作品集でもあります。なので昨日同様、この記事でもカヴァー元のブアルキの歌唱を併せて聴いてみたいと思います。これでこのアルバムを記事にするのを終わらせたいと思います。
 
 
Sem Fantasia
この曲はデュエット曲。
デュエットの相手はロベルタ・サ (Roberta Sa, 1980 - ) です。
作詞、作曲はもちろんシコ・ブアルキで、日本語訳の
歌詞はこちらをどうぞ。
 
 
マリア・ベターニャ & シコ・ブアルキ (Maria Bethânia e Chico Buarque)
Sem Fantasia
いや、これもいいですね。
お互いの信頼関係みたいなものを感じてしまい、
見ていて羨ましかったです。(笑)
オリジナル録音はこれです。
1968年発表アルバム『Chico Buarque De Hollanda Volume 3』に
収録されています。
この録音ではブアルキの妹でサンバ歌手の
クリスチーナ・ブアルキ(Cristina Buarque, 1950 - )
デュエットの相手を務めていました。
 
 
Valsinha
シコ・ブアルキが曲を書き、ヴィニシウス・ヂ・モライス (1913 - 1980) 
作詞した曲です。
ここでこの歌詞の日本語訳が読めます。
この素晴らしい弾き語りを聴いて、昨日取り上げた曲だけで記事を
終わらせたくなかった気持ちを察してください。(笑)
 
 
シコ・ブアルキ (Chico Buarque)
Valsinha
この、1971年にリリースされたEP『Minha Historia / Valsinha』がオリジナル録音です。