ラ・ラー (La Lá)
Rosa
今回紹介するラ・ラーことジョバンナ・ヌニェス (Giovanna Núñez) は、
ペルーの女性SSWです。まだ2014年のデヴュー・アルバムを出しただけだと
思いますが、このアルバムが注目され、評判を呼んだようで、今後の活躍が
期待されている新人です。
彼女はジャズ系のグループからキャリアをスタートさせたということですが、
曲を聴く限り、他の多くの音楽ジャンルの味も溶け込み、かつ洗練されていながらの素朴さ、それから可憐さもあって、なんとも心地よい音楽を聴かせてくれます。特定のジャンルにとらわれないSSWの作品なので、これぞペルー音楽といった濃さは
ありませんが、ここで聴ける豊穣さは、やはりムシカ・クリオージャの血筋を
受け継いだ音楽的成果のひとつと言ってしまいましょう。
ということで、ラ・ラーの2014年のデヴュー・アルバム『Rosa』から、
聴いてください。このアルバムはすべて、彼女の書いた曲です。
ラ・ラー (La Lá)
妙齢
プロフィール的なものはなにもわかりませんでした。 (^_^;;;
Hiedra
アルバムの冒頭曲です。
ペルーのポピュラー音楽もすごくモダンになってきました。
シンプルなギターの弾き語りなのに、いろんな音楽が詰まっていて、
単調とは対極のものです。それをラ・ラーはさらりと歌います。
Animales
楽しそうな曲です。
ラスト1分くらいから始まるスキャットがいいですね。
Selva negra
これは少しペルーらしい叙情性が感じられるかもしれません。
Mango
動くラ・ラーも見てもらいましょう。この曲もアルバム収録曲です。