アルフレッド・マルセネイロ / 
Essencial
 
Essencial
 
 
 
19世紀に生まれた、元木工職人の男性ファド歌手アルフレッド・マルセネイロ
ついて、できるならもっと詳しく知りたいのですが、詳しく説明してくれる日本語Webサイトはあまりなさそうです。あと、分かっていることと言えば彼が
リスボン出身で、戦前から活躍し、1963年まで現役を続けたこと、
82年にリスボンで亡くなったことくらいです。
 
アマリア・ロドリゲスが1920年生まれだから、1891年生まれのアルフレッドは
30歳近くも年上になりますが、アマリアが30年代終わりから歌手デヴューを
果たしたのに対し、アルフレッドが具体的に戦前のいつ頃木工職人を辞めて、
人前で歌うようになったのかがわかりません。
 
いずれにしろ彼の歌唱には、戦後から頭角を現し、ファド界に決定的な影響を
与えたアマリアからの影響圏外にいるようで、
マリア・テレーザ・デ・ノローニャ同様、アマリア以前のファドの風情が
楽しめそうです。
 
というわけで、今日はアルフレッド・マルセネイロの晩年の録音を収録したアルバム『Essencial』から聴いてください。
 
 
 
アルフレッド・マルセネイロ (Alfredo Marceneiro)
生年月日: 1891年2月25日
生まれ: ポルトガル リスボン
死没: 1982年6月26日, ポルトガル リスボン
 
 
 
A Casa da Mariquinhas
こういう声をした人です。(笑) 親しめますね。

 

 
 
Cabelo Branco
ザクッ、ザクッという感じでビートを刻むギターです。
 
 
O Amor É Água Que Corre
この動画だけ音量が小さいので、適当なところまで大きくしてください。