リジア・コンヂ /
Lysia Conde
 
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今回はブラジル・ミナスジェライス州で活躍する女性歌手リジア・コンヂを紹介します。とはいえ、歌唱の美しさや丁寧さに惹かれて、またショーロやミナスの民謡などを歌っているのがよくて記事にしましたが、彼女について書けるほどの情報がありません。YouTubeでたまたま見つけたのです。(笑)
とりあえず、聴けば端正で瑞々しいアコースティックな演奏とともに、彼女の魅力も伝わると思いますので、ご清聴ください。(笑)
 
 
 
リジア・コンヂ (Lysia Condé)
1973年ミナスジェライス州に生まれる。
2007年よりインディペンデント・ミナス・シーンで活躍する
才色兼備の女性シンガーです。
 
 
 
Corta-Jaca
ブラジルの作曲家、ピアニスト、指揮者だった
シキーニャ・ゴンザーガ (1847-1935) がショーロとして書いた曲です。
旋律が大きく上下するショーロの特徴が出ています。 
 
 
シキーニャ・ゴンザーガの、1908年から1912年までに
録ったとされる演奏が残っています。これです。
フルートを吹いているのは、彼女が加わった楽団のフルート奏者であり、
ショーロの創始者とも言われている Joaquim Callado かも知れません。
また、フラジルの女性ショーロ・バンド、Choronasの演奏もここで聴けます。
 
 
 
Flor amorosa
ショーロが続きます。 
その Joaquim Callado と Catullo da Paixão Cearense書いた曲です。
上の動画と同じく器楽演奏用のショーロ曲を、歌唱向けにアレンジしています。
 
 
ジャコー・ド・バンドリンのヴァージョンがここにあります。
マウリシオ・カヒーリョ (1924-2012) のヴァージョンもここにあります。
 
 
 
Água Doce
以下、SoundCloudからのアップです。ちゃんと聴けるでしょうか?
これはイヴァン・リンスとヴィクター・マーティンが書いた曲です。
 
 
イヴァン・リンスとヴィクター・マーティンのオリジナルはこちら →
ホーザ・パッソスのヴァージョンはこちら → 。です。
2002年のアルバム Eu e Meu Coração』 から。
 
 
 
A Lua Girou
2014年のデヴュー・アルバム『LYSIA CONDE』から。
アルバムの冒頭曲で、ミナスの民謡のようです。
 
 
同郷ミナスのミルトン・ナシメントも同曲を録音しています。こちら → 
76年のアルバム『Geraes』より。