明けましておめでとうございます。
今年はどんなお正月を迎えられたでしょうか。
すでに5日なので、出勤されている方も多いと思います。
さて私のほう、今年初めての記事になります。
本年もよろしくお願いします。
近年はイスラエル出身のジャズ・ミュージシャンが活況を呈していて、
ジャズ・アルバムの紹介記事にもたびたびイスラエル出身の
演奏家の名を目にします。
イスラエル人の演奏家は教育レベルが高く、米国や欧州の著名な音楽学校で
学んだり、現地シーンで経験を積んで自国に戻るケースも多いのですが、
その自国、イスラエルにはユダヤ音楽はもちろん、ユダヤ系移民を介した、
中東や東ヨーロッパ、マグレブ(北西アフリカ)などの音楽も入り込んでいます。
そういった音楽をジャズと混ぜ合わせることで、米国産というだけでない
自身のアイデンティティーも感じられるスタイルを築きたいと、
イスラエル出身のジャズ演奏家の多くが思っています。
かれら自身が子供のころから親しんできた大衆音楽なので。
今回紹介するアヴィシャイ・コーエンもそういったひとりで、
というか、そういった流れの源流のほうにいる大物演奏家のひとりです。
イスラエルのジャズについて語られる場合の、最初に出てくる人名。
ベーシストなのですが、とても力強く、芯の太い演奏家 / 作曲家。
そんなアヴィシャイの、それも代表的なアルバムを紹介します。
タイトルは " Continuo " で、2006年発表の7作めになるかと。
ドラムス/パーカッション、ピアノ、ベースのトリオ編成に
ウード ★ が5曲ほど参加していて、中東音楽のグルーヴを加えています。
アヴィシャイ・コーエン (Avishai Cohen, אבישי כהן)
イスラエル出身のジャズ・ダブルベーシスト、作曲家、歌手、編曲家。
1970年 イスラエル北部のキブツ、カブリで生まれた。
セファルディ系、ギリシャ系ユダヤ人、ポーランド系ユダヤ人の血を引いている。
幼少期はエルサレム近郊のモツァおよびベイト・ザイトで音楽的な家庭環境のもと育ち、
6歳のときに家族とともに近郊のショエヴァへ移り住んだ。
9歳でピアノを始めたが、14歳のときにベース・ギターへ転向する。
9歳でピアノを始めたが、14歳のときにベース・ギターへ転向する。
これは、家族とともに渡ったアメリカ・ミズーリ州セントルイスで、
音楽教師からジャコ・パストリアスの音楽を紹介されたことがきっかけだった。
家族がイスラエルに戻ると、エルサレム音楽舞台芸術アカデミーに入学し、
アコースティック・ベースを専攻した。
22歳のとき、2年間の軍楽隊での兵役を終えた後、ニューヨークへ移住。
22歳のとき、2年間の軍楽隊での兵役を終えた後、ニューヨークへ移住。
建設現場で働きながら、当初は路上演奏も行っていた。
グリニッジ・ヴィレッジのニュースクールで学ぶ傍ら、
パナマ出身のピアニスト、ダニーロ・ペレスのトリオに参加。
同グループで、セロニアス・モンクにラテン的要素を加えたトリビュート作
"PanaMonk" を録音し、これをきっかけにラテン音楽の要素を自身の音楽に
取り入れるようになった。
1996年にはチック・コリアのオリジン・セクステットの創設メンバーとなり、
1996年にはチック・コリアのオリジン・セクステットの創設メンバーとなり、
翌1997年にはコリアのニュー・トリオにも参加。
コリアとの6年間にわたる共演を通じて、演奏家および作曲家としての技量を大きく磨いた。
Nu Nu
オープニング曲。
どの楽器もテクニシャン揃いで、力強い演奏。
聴いているこっちまで元気が出ます。
以下、貼り付けた動画はすべてアヴィシャイ・コーエンの作曲。
アヴィシャイの出自を思わせる、ウードを入れた、
中東色のあるスタジオ録音はこちら → ★
Calmi
クラシック音楽も視野に入れているかと思う曲調。
Smash
♪ 曲のタイトルをクリックすれば聴くことができます。
♪ 4. 以外は アヴィシャイ・コーエン のオリジナル作。
♪ 演奏時間の右側の ★ は曲の作者が 歌った or 演奏したバージョン。
♪ ★ は曲の作者以外が歌った/演奏したバージョン。
8. Arava 5:20
10. Continuo 4:11
11. Numi Numi 2:03
☆ YouTube (全曲) 【Spotify に表示された収録時間】 52分37秒
☆ YouTube 2 (全曲)
Electric bass, Acoustic bass, Arrangement – Avishai Cohen
Drums, Percussion – Mark Guiliana ★ ★
Oud – Amos Hoffman ★ (1, 3, 6, 9, 10)
Piano – Sam Barsh ★ ★ (1 to 9)
Drums, Percussion – Mark Guiliana ★ ★
Oud – Amos Hoffman ★ (1, 3, 6, 9, 10)
Piano – Sam Barsh ★ ★ (1 to 9)
Artwork [Art Design] – Michal Katz
Photography By – Daniel Kedem
Producer – Ray Jefford
Producer [Associate] – Asher Bitansky
Recorded December 10-17, 2005 at Nilento Studios AB
Photography By – Daniel Kedem
Producer – Ray Jefford
Producer [Associate] – Asher Bitansky
Recorded December 10-17, 2005 at Nilento Studios AB
♪ "Continuo" の詳細は →
