
上の写真はミネソタ州のガレージロック・バンド、ベドラム・フォー。
今回の記事に載せた、バーブ佐竹の '青いゴムゾーリ' には
ちょっとびっくりしました。 (笑)
ゴムゾーリを歌にするとは、さすがは何でもありの昭和歌謡。
「ひとり歩いているときも、いつもペタペタついてくる」って、
当たり前だ。 (笑)
例の、吉永小百合が歌った '奈良の春日野' の「鹿のフン」と同様、
「ゴムゾーリ」も一時期、TV・ラジオで笑いのネタにされたそうで、
知っていた方は「今頃 その話題?」でしょうが。
なにしろ、歌詞のとおりに青いゴムゾーリを海に投げるイベントまで
あったそうです。
本当に戻ってくるか、確かめるつもりだったのか … (笑)
ゴムゾーリはさすがに昭和だと思いますが、
ゴムゾーリと同じように、とくに意識することもなく
当たり前のように使っていて、自分の日常生活に
すっかり馴染んでいるモノって、いつの時代にもありますね。
気がつけば長年の「つきあい」という。
私の場合、シャーペンやボールペン、メモ帳は何年も
同じ商品を使っています。
PCのメモ帳というか、「秀丸」というエディタ・ソフトも、
PCを使い始めた1996年の暮れ以降、毎日ずっと使っていますね。
そういう馴染みのモノは、他にも探せばいろいろありそうですが、
長く使い続けてきた理由は、たぶん、丈夫で長持ち、
ストレスなしに使えるから、でしょう。
他にいいものはいくらでもありそうだし、多くの商品が
差別化を図ったチャームポイントを謳い上げていて、たしかに
そんなチャームポイントによって商品が選ばれるのでしょうが、
それが長年の愛用品になるかどうかは別問題。
「長いつきあいの商品」になるためにはまずストレスがない、
それと入手しやすいというのもポイントかと。
魅力的なプラスの数より、地味にマイナスがないのが大きいですね。
Hydrogen Atom (Or Mushrooms Are In)
米国 ミネソタ州ヘイスティングス出身のガレージロックバンド、
ベドラム・フォー
(The Bedlam Four) ★ の2枚めのシングルA面。
このバンドは1965年、当時16歳だったメンバーによって、
エコーメン (The Echomen) というバンド名でスタート。
メンバー全員、ヤードバーズがお気に入りのバンドだったそうです。
ちなみにこのエコーメン時代に、シングルを1枚発表しています。
Long Green c/w Chocolate Chip →
★ ★ ★
1966年後半、メンバーのリッチ・ポーグの提案でバンド名を
The Bedlam Four (ベドラム・フォー) に変更。
「Bedlam」はシェイクスピアの『リア王』に登場する
精神病院の名前に由来したもの。
本曲のタイトルは「水素原子」という意味。
リッチ・ポーグが幼少期に両親とショッピングモールへ行った際、
核シェルターが販売展示されていて、それを見たときの体験を歌詞に。
エコーメン時代より何度もメンバー交代がありましたが、
本曲録音時のメンバーは
ボブ・デリクソン (Bob Derrickson : guitar, vocals)
グレッグ・ハパート (Gregg Huppert : guitar, keyboards, vocals)
ジャック・テイラー (Jack Taylor : bass)
リッチ・ポーグ (Rich Pogue : drums, lead vocals)
これに加えて友人参加の
ゲイリー・ジョリモア (Gary Jollymore : harmonica) 。
1967年に、ロン・ヤーデ(LeJac Recordsオーナー)の
自宅地下スタジオで行われたセッションで録音されました。
本曲はヒットにつながらず、翌68年春にバンドは解散。
しかし解散後の70年代終わり以降、ガレージ・ロックや
サイケデリック・ロックを発掘するレコード・コレクターが増え、
かれらによって本曲が高く再評価されるようになりました。
(Written By - Bedlam Four ★ 1967年 8月 シングル発売) ★
(同上 1989年 コンピレーション・アルバム発売) ★
Heart Filled With Love
米国 イリノイ州シカゴのガレージ・バンド、
ロング・ジョン・アンド・ザ・シルバーメン
(Long John And The Silvermen) が、この名義で発表した
2枚のシングルの中の、2枚め。
本曲はA面で、B面は 'Wind In The Sky' →
★
ちなみに1965年発表の1枚めは
'I'll Come Back' c/w 'Remember (I'll Always Love You)'
★ ★ ★
でした。
このバンドについてはほとんどが不明。
写真もメンバーの名前も分かりません。
曲の作者は Randal Eckart とあり、かれがメンバーの
ひとりとも考えられますが、確実ではありません。
(Written By - Randal Eckart ★ 1967年 3月 シングル発売) ★
(同上 1986年 コンピレーション・アルバム発売) ★ ★ ★
青いゴムゾーリ
歌謡曲歌手、バーブ佐竹
★ が1967年に発表した、18枚めの
シングルB面。
A面は同年の紅白歌合戦で歌った'星が伝ったよ' →
★
作詞した長沢ローは、小川知子の 'ゆうべの秘密'
★ がヒットした
作曲家の中洲朗の、作詞家としてのペンネーム。
作曲のシナ・トラオはバーブ佐竹の作曲家としてのペンネーム。
本曲はヒットしませんでしたが、歌詞のユニークさが、
TVやラジオで話題になり、それによって人気が出たため、
20年後の87年にA面曲となって再発されました。
動画の画像はその再発シングルのジャケット。
ちなみに Wiki によれば、
バーブ佐竹は、本名を佐武豊 (さたけ ゆたか) といい、
芸名をつけるにあたって佐武を「さぶ」と間違って読まれることが
多いため佐竹と変え、竹はバンブーなので、バーブ佐竹と命名。
私はヴァーヴ・レコードから採った「バーブ」と思っていましたが、
考えてみたら、ヴァーヴが扱うジャンルはジャズ系の音楽。
バーブ佐竹は流しのギター弾きなどの下積み生活を経て、
1964年12月に '女心の唄' →
★ でレコード・デヴュー。
これが250万枚を超える大ヒットとなって、
翌1965年の第7回日本レコード大賞新人賞を受賞。
NHK紅白歌合戦にも同年から4年連続で出場しました。
'女心の唄' 以降も何曲かの小ヒットを出しましたが、
2003年に多臓器不全により死去。満68歳でした。
(作詞: 長沢ロー ★ ★ 作曲: シナ・トラオ ★ 編曲: 京建輔 ★
(同上 1991年11月 5日 コンピレーション・アルバム発売) ★
Mr.Sandman
米国のカントリー系ギタリスト、
チェット・アトキンス
★ ★ の31枚めのシングル。
この曲は米国のソングライター、パット・バラードの代表作で、
当ブログでもコーデッツ (The Chordettes) のバージョンを
アトキンスのバージョンは、1954年にシングル・リリース。
アトキンスにとっては、ビルボードのカントリー・チャートに
初めてランクインしたシングル。
カントリー&ウェスタン部門の「店頭ベストセラー」チャートで15位、
同じくカントリー&ウェスタン部門の、
「ジョッキーが最もかけた曲」チャートで13位に達しました。
シングル盤のスタジオ録音はこちらで聴けます。→
★
(Written By - Pat Ballard ★ ★ 1954年 シングル発売) ★ ★ ★
(同上 1975年 コンピレーション・アルバム発売) ★
オマケ