セッサ /
Grandeza
今日紹介するのはブラジルの新しい世代を感じさせるサンパウロ出身、ニューヨークを拠点に活躍しているらしい男性SSW、セッサ (セルジオ・サイエギ) のデヴュー・アルバムから。
アルバムを初めて聴いたときはジョルジ・ベンの歌いかたを気持ち悪くマネたかのようなボーカルにしばらく馴染めませんでしたが (笑)、彼のトロピカルなサウンドに惹かれました。
セッサはサイケ・バンド、ガロータス・スエーカス (Garotas Suecas) ★ ★ で2005年から2011年まで活動しており、脱退後はアヴァンギャルドなギタリスト、ヨナタン・ガット (Yonatan Gat) ★ ★ と散発的にコラボを組んでいたそうです。
このイカした演奏 → ★ ではヨナタン・ガットのバンドでベースを弾いているセッサを確認できます。無名なのでセッサは目立っていませんが、ま、こういう音楽経歴をもつということで。
アルバム・タイトルは "Grandeza" で、今年 (2019年) 発表されたばかりのもの。
本盤で聴けるようなトロピカル・サウンドへの傾向は、ガロータス・スエーカス時代からのものだそうで、レコーディングには2年かけたそうです。
セッサ (Sessa)
ブラジル サンパウロ 出身、ニューヨーク拠点のSSW。
サイケ・バンド、ガロータス・スエーカス (Garotas Suecas) で
2005年から2011年まで活動。バンド脱退後はニュー・ヨークの
エクスペリメンタル・ギタリスト、ヨナタン・ガット (Yonatan Gat)と
散発的にコラボを組んでいた。
肩の力が抜けた、白昼夢的な心地よさのオープニング曲。
Tesão Central
各種打楽器と女声コーラスだけのシンプルな編成。
エコーがかかって、トロピカル・ムードたっぷりです。
Gata Mágica
Flor do Real
トロピカルな植物群がところ狭しと葉を広げ、霧があちこちに
立ちこめるような、熱帯植物園を思わせるサウンドです。(笑)
Tanto
途中からの、フリージャズでも始まりそうな各種ブラス楽器の
乱舞が面白いです。
♪ 全曲セッサの作詞作曲。
2. Tesão Central 2:30
3. Gata Mágica 2:18
4. Flor do Real ★ 3:34
5. Sangue Bom 2:18
6. Dez Total (Filhos de Gandhy) 2:11
7. Infinitamente Nu 2:38
8. Orgia 2:06
9. Tanto 4:02
10. Língua Geral ★ 2:26
11. Toda Instância Do Prazer 2:54
Acoustic Bass – Arthur Decloedt, Sessa
Alto Saxophone – Filipe Nader
Baritone Saxophone – Filipe Nader, Oscar "Cuca" Ferreira
Drums – Guilherme Marques
Flugelhorn – Amílcar Rodrigues
Guitar – Sessa
Percussion – Eduardo Camargo
Rattle – Sessa
Trumpet – Amílcar Rodrigues
Voice – Ciça Góes, Lia Elazari Biserra, Paloma Mecozzi, Sessa, Sofia Botelho
Composed By – Sessa
Arranged By – Sessa
Arranged By [Additional] – Arthur Decloedt, Eduardo Camargo, Filipe Nader
Producer – Yonatan Gat
Sessa Grandeza
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_kTA2FytFdaM0SiCueVGfBGDs6XHHGpFCg
bandcamp
https://sessa.bandcamp.com/album/grandeza-2
Spotify Sessa Grandeza