鈴木康之著「ピーターたちのゴルフマナー」を読みました、大変勉強になりました。

冒頭の次の文章から一挙に本書に引き込まれました。

 

「マナー知らずは人に嫌われ、仲間が少なくなり、誘われなくなる。人のプレーを妨げ、人を不愉快にさせるからである。不作法によるゴルフ場の損傷、混乱はやがてめぐりめぐってコースの荒廃、不合理な料金となりプレー上の不愉快、不都合となって自分にはね返ってくる。また不作法は人と自分に殺傷の危害を与え、人と自分を不幸にする。

(中略)

打ち方にはその人の体力が表れる。ルール上のジャッジメントにはその人の知力が表れる。

そして、マナーにはその人の人格が表れる。それゆえにゴルフでは、正義感のあるプレーとほかのプレーヤーを思いやる行いはなににもまして称賛される。その称賛は優れたショットに寄せられるどんな称賛よりもはるかに輝かしいものである。」

 

ゴルフに深く関わるようになって一年、最低限のことは出来ているつもりでしたが、改めてしっかり学ばなければいけないと強く再認識しました。

 

印象に残った文章を以下の通り引用します。

 

・カップから靴一つ離れて拾え

・下手だから迷惑をかけるとよく言う。(中略)迷惑になるのはショット能力の低さではない。段取りの悪さ、気づきのなさ、動きの鈍さ、つまりラウンド能力の低さが迷惑になるのだ。

・スタート前練習の大事

・ゴルフ場にいる人間の中でいちばん付き合いにくいのは、誰であろうあなた自身ではないだろうか。ゴルフほど「御し難きは己なり」と思い知らされるゲームはほかにない。

・なんでも「ナイスショット」では能がない。「ナイススイング」と言われたほうがよく見てくれていたことがわかってうれしい。

 

引用を終わります。

 

この他も多数コース内外のマナーが記載されておりどれもが勉強になりました。正直そこまで堅苦しくなくてもと思う点も無きにしもあらずです、しかし一つ一つの行いが自分の人格を作っていると考えれば、より正しい道を選ばなくてはいけませんね。

 

明日から一つ一つを実践します、ありがとうございました。