「好き」を仕事にする。

 

この言葉を検索すると本当にたくさんのページが出てきます、賛成もありますし否定もあります。ただし、多くの方の興味ある言葉だからこそたくさんのページが作られていることは確かです。

 

「好き」を仕事にする。

 

私は18年前までは理想論だと思っていました。そんなに世の中甘いものではない、そんなにビジネスとは簡単ではない。ビジネスとはいやなことでも耐えてやり抜いていくもの、ラグビーの練習と同じようなことだと捉えていました。しかし、私の常識を外食産業に勤める仲間から見事にひっくり返されました。

正しく言うと「実際にやって好きを仕事にする」でした。仕事と言ってもいろいろな役割があります、その役割が自分が好きでないといくら好きなことに関わっていても充実感はありません。逆に、一見関係なさそうな仕事であっても捉え方が「実際にやって好き」であればいくらでも「実際にやって好きを仕事にする」ことになるのです。

 

レストランでは多くの方が「食事が好き」「接客が好き」「人と一緒にいることが好き」「こういう素敵なお店で働きたかった」という方ばかりでした。アルバイトであってもタイムカードを押さず朝からお店の掃除をしてくださった方、アルバイトであってもクレームが出たら「私がこの店の責任者です」と対応してくださった方、上記はほんの一例です、「好き」を仕事にするとそういう姿勢になるのです。「仕事とは何なのか?」私は多くのことを教えて頂きました。

 

今の勤務先であるゴルフ場も外食産業と大いに共通点があります。

 

ゴルフが好きでキャディをされている方はたくさんいますし、接客が好きであることでキャディ・レストラン・フロント業務に携わっている方もいらっしゃいます。シフト勤務だし、土日は仕事だしなどということは関係ないのです。

 

「好き」を仕事にする、興味持った方はぜひレストランあるいはゴルフ場で一度働いてみませんか?