「プレジデント 人間の底力」を読みました。「自分の才能に目覚めよ」というテーマに引かれたこと、最近ご縁のある出口さんが表紙に登場されていたことが手に取った理由でした。

 

印象に残った点を以下引用します。

 

1.ビル・ゲイツ:個人の能力を最大化する方法

 (1)「できるはずだ」という信念

  普通であれば「出来ない理由」を探して自分を納得させ諦めてしまう。しかし、彼は「どうすればできるか」にしか興味がない、将来を悲観しない。

 (2)集中力と勝負へのあくない欲求

  ルールを徹底して研究し相手との駆け引きに互換を研ぎ澄ませ勝負どころを見極める。

 (3)質問力

  強い好奇心を下地とする「問い」を常に持っている。

 (4)読書

  一つのテーマについて分厚い本を五冊は読む。「シンク・ウィーク」という習慣を継続している。「シンク・ウィーク」には1~2週間一人で書斎にこもり、外部との連絡を一切絶ちひたすら本や資料、論文を読む。「リーディング」でなく「シンク」に注目。

 (5)「知と技術で解決できる」という信念

  知性、知能、知識といった「知」に対する信頼と、どんな問題も解決できるという「技術」への絶対的な信頼を持っている。

 (6)失敗 

  「エラー(失敗)」にこそ価値がある、失敗にこそ価値を見出す。

 (7)フィードバック

  人々の客観的で率直な意見に耳を傾け、そこから改善点を見出すことで、自分の能力を引き出すことが出来る。

 

2.年を取るほど脳が活性化する条件

 (1)脳の「備蓄」「維持」「補償」を助ける外的要因

  ・健康な食生活

  ・適度の運動

  ・様々な活動による脳への刺激

  ・積極的な社会参加

 (2)瞑想

  ・マインドフルネストレーニング

   ストレス低減を主目的として考案されたプログラムで自分の体の感覚に意識を集中する「ボディスキャン」、ヨガと瞑想などを日課とするもの。

 (3)認知症に係る前頭葉を活性化させる

  ・呼吸に意識を向ける

  ・一点を見つめる

  ・マントラや暗示の言葉を繰り返す  

  ・意識を集中させる瞑想を1回15分から1時間、1日に1,2回実践すると良い

 

引用を終わります。

 

マインドフルネストレーニングは今まで取り組んだことがありませんでしたの、一度チャレンジしてみようと思います。但し、しっかり体系的に理解もしたいですね。