先日読後感を書いた著者である出口治明さんのWeb講演会に参加しました。本からでなく直接(Web経由ですが)話しを伺うことが出来、非常に勉強になりました。

 

講演会は当初リアル開催でしたが、感染症拡大に伴いWeb開催に変更となり少し残念ではありましたが、キャンセルにならなくて良かったです。当日は「コロナ感染症とその後」というテーマでしたので、著書より広がったため話しの焦点も少し緩い感じでもありました。

 

講演での発言で印象に残っているのは以下です。

 

・コロナウィルスで大変な状況であるが、ウィルスは自然現象であり必ず終わる。

・WithコロナはStay Homeしか方法がない、多くの人は仕事をしないということであり所得再配分の仕組み、エッセンシャルワーカーの方の協力があって成り立つもの。

・Afterコロナは免疫・抗体を皆が持つか、ワクチンを行き渡るようになると成立する。

 

・タテヨコ算数で考えることが重要、タテとは歴史、ヨコとはグローバル、算数とはエビデンス。

・Withコロナ時代は閉鎖された状況だがAfterコロナにおいてグローバリゼーションは止まらない。グローバリゼーションをやめることとは先進国の生活水準が下がるということ、これは許容されない。

 

・日本の恥は労働生産性がG7最下位更新中であること、女性の社会的地位が121位であること。

 

・人間が考えた正しい理論はダーウィンの進化論

 

・「1493」世界を変えた大陸間の交換 は勉強になる一冊。

 

引用を終わります。

 

講演会は朝7時半からでしたが出口さんのエネルギッシュな姿は大変印象的でした。講演会最後に出口さんより「私の著書には最後にメールアドレスが記載されています、いつでもメールを下さい、可能な限り返信します」と発言ありました。私ももう少し著書を勉強したらメール出してみたいと思います。

 

「人・本・旅」、これからの人生において大切にし、そして行動していきたい価値観です。

ありがとうございました。