昨日は上田さんに誘われてチヌ釣りへ行ってきました☺️
今回は僕なりのチヌ釣りについて
少し詳しくお話ししようと思います。
春先のチヌ釣りは、産卵に向けたチヌが群れをなし乗っ込みシーズンと言われます。
僕的には、夏場のチヌ釣りよりも少し難易度が上がるように感じます☺️
なぜでしょう?🧐
僕が知ってる限りでは
チヌに限らずですが魚は0.2℃の水温の変化にも敏感に反応します。チヌに関して言えばこの水温の変化で活性が大きく変わってしまいます。
夏場は水温が安定していて暖かいため
活発にエサを拾っています。
春先は水温の変化が激しいため
天候や潮が少し動くだけでも大きなムラになってしまうので魚の活性の変化が激しく
餌は拾うものの。魚がエサを咥えてから動く幅が極端に狭くなります。
この日も、朝イチ溜まっていたであろうチヌが2枚釣れるとピタッとアタリが遠のきました。
でも正直。チヌって人間にとても身近な生き物です。撒き餌を撒いて10分すれば近くに居るチヌは確実に反応してきます😌
極論を言えば人間が釣りをしようとするポイントにチヌが居ないって事はほとんどないと言えるでしょう。
この日は、2人で並んでやりました
海に向かって左に僕、右に上田さん。
風は正面寄りの左へ。潮も左へ。
ただ僕側は極端に浅くなっており滑るような潮でした。選択したのはドッシリタイプのウキ尚且つ軽い系。僕の中ではG 2とG 5を打ったぐらいまでが軽い系になります😌
手前は1メートル投げれる所まで投げても水深はおそらく3メートルぐらいだと思います。
ハリス2ヒロにウキ止めの位置は1ヒロでやりました。僕はチヌもグレもほとんどの状況で針から竿先までの竿一本まででやってます。
イメージは。
ハリスが沈んだらウキを引っ張り直します。
引っ張り直すと同時に膨らんだラインが潮を噛んでしまったのを処理します。圧を抜くって作業になります。
この時に普通のウキはウキからウキ止めが抜けてしまいますが僕が使っている釣士道のウキはロック機能が備わっているので殆ど抜けてきません😉
でも僕は抜けても構わないぐらい引き戻します。
何故か?
そもそも、ハリス、ガン玉、針は沈もうとする物です。
ウキ止めから抜けたとしても必ず沈もうとする力が働きます。
この時にふけていくはずのラインがウキより下の抵抗に引っ張られていくわけですがそうすると
どうなるでしょう?
潮はガン玉、ハリス、付餌に向かってあたってきます。下方向に沈もうとする物に対して横からの力が加わると斜めの力へ変化しますよね?!
おそらく皆さん中学の物理で習ったはずです
力の法則?!だったかな?🤓
僕は学校に行っていなかったのでならってませんが。。笑
そしてここで重要になるのがウキの役割です。
そもそもウキとは浮きたいアイテムです。当たり前のことをいっていますが。。😅
ウキ止めに到達するまで水面上では浮こう浮こうと踏ん張ります。
ここでラインを緩めてしまうとウキから下は崩れながら入ってしまいます😫
ラインを張った状態や圧をかけた状態なら
ウキ止めに到達するまでは、
ウキとウキから下の引っ張り合いが起こる訳です。🤔そうする事で斜め張りが完成します。
この斜め張りは軽かろうが重かろうが僕の中では基本的な形になります。
もちろん潮や風の抵抗やサラシなどなど
色々な要素がありますが
ガン玉が重くなれば角度を保つのが難しくなってしまいます。
話を戻しますが、
ウキより下の抵抗の何処に1番大きな力がかかると思いますか?
ハリス?ガン玉?付餌?
僕はこの中で1番体積の大きな付餌にかかると思ってます。
何を言いたいかと言うと
さっき書いた絵の状態を作ったとします。
ウキより下の抵抗を細分化すると
付餌がガン玉を引っ張ろうとすると同時に
ウキもガン玉を引っ張ろうとします。
このウキとウキより下の引っ張り合いが起こっている状態で魚が付餌に触ると引っ張り合いが崩れて
ガン玉が下方向の力に変化します。
ここで魚が咥えて居る餌は魚を引っ張る事になるので魚に大きな違和感を感じてもらえ反射的に動いてしまいます。
するとウキ止め迄到達してなくても当たりがウキに出る事になります。
すかさず合わせてヒットに持ち込める‼️と思ってます🤔
もちろん。
ウキより上の要因
魚の状態
ウキより下の要因で
ラインの操作を優先するのか?
ウキの性能を優先するのか?
ウキより下を優先するのか?
大きく変わってきます。🤯
この日はウキより下を優先する様な感じでした。
ウキより下のを優先しながらウキに張りを作ってもらいラインに余分な圧が掛からない様にやると
良く当たってきました🤔
僕は常にラインを持って操作してます。
はたから見ると誘いを入れてるとか言われる事がありますがコレはラインの操作で余分な圧をかけない様にしてるだけです😅笑
僕は今回は紫水Lの2-5
上田さんは遊水の2-5
ウキ止めの位置はほとんど一緒だったと思います。
上田さんに場所を譲って説明しましたが苦戦していたので説明しながらやると一発で当たってきました。別に僕が上手いと言うわけではなく😨
同じ浮力でもウキの性能が違うって事は
最優先する所が違ったのでやって見せてみました。
魚が居ないんじゃなく居るんだけどやり方が合わないと釣れない魚が居るって事を教えたくてやって見せました😶
もちろん
ウキの性能。浮力。使う道具と考え方一つで
無数のやり方があると思っています☺️
だからコレが正解だ‼️なんてないと思ってます☺️
今回は自分なりの考え方をざっくりと伝えてみましたがあくまで僕個人の考え方です😅
もちろん色々なやり方と考え方があると思ってますし。どれが間違い!どれが正解とかはないと思います😆フカセ釣りは色々な考え方と色々なやり方があり奥が深いから楽しいし、色々な人と釣りについて話をするのは凄く楽しいです😆
今回は自分の考え方を少しでも伝えてみたいな?って思って少しだけ詳しく話してみました☺️
気になる方は