極論を言ってしまうと『メガネフレームは眼の状態に合わせたレンズを眼の前に適切な距離、角度で保持するもの』です。しかし、それだけでよければみんな同じデザインでいいわけなんですが、そうならないのは『ファッション』、『好み』等の要素も考慮されるからですオシャレを優先してしまったばっかりに『保持する』というフレームの機能が発揮されていないという人もたまに見かけます。自分の場合は『保持できるかどうか』を先に確認してそれがクリアできていれば、あとは得意の『お好きなものをどうぞお選び下さい的オーラ』を発しています
『保持できるかどうか』は自分は4つくらいにわけて考えます。①微調整くらいで良さそうな場合、②少し調整が必要だがそれをすれば良さそうな場合、③パーツを替えて調整すれば良さそうな場合、④顔の骨格のつくりでどうやっても保持できない場合、というような感じでしょうか。
メガネフレームは顔に合わせて使うものではありますが原型からかなり型が変わってしまってようやく掛けれるというのもどうかと思います。なので②に関しては調整した結果どうなるかというのもご注文の前にお伝えします。
「メガネが緩いので直して欲しい」という依頼も多々あります。どこかが広がったり変型のために緩かった場合は直せますが、④のようにそもそもフレーム選びの時点で間違えると「これはリームーかも・・・」なんて思います。
よくあるパターンは欧米系のブランドフレーム・サングラスを選んで顔に合わないというケース。もともとアジア人と欧米人は顔の骨格が違うので欧米人向けにつくられたデザインのフレームは日本人には合わない場合があります。(もちろん合う人もいますあとはご存知の方もいると思いますがアジアンフィットモデルであれば。)この辺りがメガネ、サングラスの通販をオススメしない理由です。合わなかったらどうされます通販のサイトやりとりして合うまで送料かけてしますか?ただ今は「ショールーミング」ということが多いようですがね
このブログをご覧の方にはそういう失敗をしてほしくないという思いで載せておりますそしてあわよくば当店でレンズだけでも注文してくれたら・・・ひっひっひっ