個人事業専門WEBデザイン制作業 三浦企画の三浦です。

 

 

月別の事業の分析はできていますか?

 

今年も残すところ2ヶ月ということで、今年のこれまでの活動を振り返る方も多いと思います。

 


今年の元旦を思い出してみてください。

 


初詣をしながら、「今年はこれを実現させる!」という目標を立てた方。

 

 

ここで一度、年頭に立てた目標がどのくらい達成できているか、振り返ってみるといいですね。

 

 

 

 

事業主として、自分がやってきたことを検証して改善することって、大事なことなんですよ。

 


ただなんとなく、「頑張ったなー」とか「忙しかった!」と漠然と振り返るのではなく、具体的に数値化して統計を出してみることです。

 

 

例えば、「今年は月に●●名新規顧客を開拓する!」とか、「今年中にメルマガ読者、SNSフォロワーを●●人増やす!」というような目標を立てた場合。

 


今年も残り2ヶ月となった今の段階で、何人獲得できているのか。

 


トータルの数字だけでなく、月別の数字まで落とし込んで分析してみるんですね。

 

 

月によってばらつきがあるとは思いますが、そのばらつきの原因はなんだったのか?

 


好調にも不調にも必ず要因はありますから、それぞれの要因を分析して今年後半に活かすことが大事ですね。

 

 

 

実際に利益が出ているかどうかを分析する

 

サラリーマン時代、百貨店の店員だった時、年に2回、決算時期に棚卸しという作業がありました。

 


期の終わりの段階で店頭にある在庫を全て数えて実数を出して。

 


その実数と帳簿上の数字とどれだけ差異があるかを数値化して、利益を把握することがその目的でした。

 

 

棚卸し数と帳簿上の数字がイコールになることが本来なら正しいわけです。

 


つまり、1000円で仕入れたものを1000円で間違いなく売り続けていれば、差異は0円です。

 


でも、なんらかの理由で間違えて800円で売ってしまったら、200円の赤。

 


仮に万引きという形で商品が盗難にあったら、1000円の赤。

 


1000円の商品なのに、間違えてお客さまから1200円いただいてしまったら、200円の黒。

 


この、「黒」というのが一番やってはいけないことなんですけどね。

 


そうやって半年間の差異を出して、実際に期を通してどれだけ利益が出ているのかを出すわけです。

 


赤の金額が多い場合、担当売場の係長は店幹部と面接をさせられ、徹底的に絞られます(笑)

 


そのことが恐怖で、棚卸し前になると胃が痛くなる係長も多かったですね。

 

 

 

 

ただ売上を管理するだけだったら、毎月売上実績として上がってくるレポートを見れば、数字は把握できるわけです。

 


でも、売上金額だけではなく、実際に利益が出ているかどうかまで、分析することが大事なんですね。

 

 

 

数値管理が疎かになりがちな個人事業主


このことは個人事業主も同じことが言えます。

 

 

今月もお申し込みが多数あった! 忙しかった! と思っていても。

 


その月になんらかの形で経費を無駄遣いしていれば、利益を圧迫していたことになります。

 

 

たくさんサービスが売れて忙しかった、と思っていても。

 


よく考えてみたら定価では中々売れなかったので、値下げによる値下げで販売した価格だったとか。

 


よくある話ですね。

 

 

個人事業主であれば、皆さん確定申告をしているはずですから、1年の終わりに最終的には売上額も利益額もわかります。

 


でも、毎月その利益を把握せず、「どんぶり勘定」で事業を行っている方も多いのではないでしょうか?

 

 

 

 

事業主として、売上はもちろん大事ですけど、自分の生活に直結する利益はもっと大事です。

 


極端な話、その月に999,900円で商品を仕入れて、1,000,000円で売れば、月商100万円です。

 


でも、月収は100円です(笑)

 


だから、利益の方が大事なんですよ。

 


Facebook広告などに流れてくる、「あなたも必ず達成できる月商100万円!」に騙されないように!(笑)

 

 

毎月ごとにどれだけ自分の事業に利益が出ているか?

 


このことをしっかりと把握することで、下半期に具体的にどれぐらいの利益を出せば年間の利益が出せるのか?

 


昨年対比で、利益がどれだけ昨年を上回ることができたのか?がわかります。

 

 

とかく個人事業主は日々の本業が忙しく、実際の数値管理を疎かにしがちです。

 


ぜひ事業主としての自覚を持って、利益管理を徹底したいところですね。

 

 

忙しい割には儲かっていない状態になっていないか?

 

実際に分析して、売上の割には利益が出ていない、ということもよくあります。

 


それこそまさに、「毎日忙しい割には儲かっていない」という部分ですね。

 


そうならないためには利益を上げる為の施策が必要なのですが、「利益を上げる」というと、「余分な経費を抑える・削る」と考える方が多いです。

 


確かに経費を見直して、無駄なものを削ることは大事なことですが、ビジネスとして考えた場合、本来の解決法ではありません。

 


あくまでも一時的な対処法なだけであり、根本的な解決にはならないんですね。

 

 

利益を出すためには売上を上げる!

 


もっと言えば、「客数を増やす!」ということです。

 


客数を増やすために、情報発信をしてファンを増やす。

 


SNSを活用して自分を知ってもらい、お客さまを増やす。

 


検索される記事をたくさん書いて、ホームページ経由でお申し込みを増やす。

 


こういう努力を怠らずにすることが、最終的に利益を上げることに繋がるわけですね。

 

 

 

 

他社(他者)と比べて安過ぎと言われる価格でホームページを作ったり、月額1200円という金額でメンテナンスサービスを行なっている三浦企画。

 

 

一見すると利益が出ていない、典型的な「忙しいけど儲かっていない」事業者に見えるかもしれません。

 


でも実際は決してそんなことはなく、十分な利益は出ています。

 


それは一重に、毎月、

 


●ホームページ制作

●ランディングページ制作

●アメブロカスタマイズ

●ロゴ制作

●名刺制作

 


などのサービスごとに、毎月何件のお申し込みがあり、売上総額に対してどれだけ外注などの経費を使ったか?などの分析を行なっているからこそだと。

 


外注は確かに便利ですが、売上額に見合った形で行わないと、赤字になりますからね。

 

 

「どんぶり勘定体質」を克服して分析力を身につける

 

客単価が低く、月に何百点も商品を販売するような事業形態だと、細かい部分の管理・分析は難しいかも知れませんが。

 


比較的単価が高く、毎月の客数がそれほど多くない方でしたら、一つ一つのサービスの売上に対しての分析が可能だと思います。

 


50,000円のサービス(商品)が売れたとしたら、そこに関わっている経費はいくらなのか?

 


50,000円売るのにかけた時間は適切かどうか?

 


しっかりと分析をする癖をつけるといいですね。

 


「50,000円も売れた!」と、お客さまから入金があった段階までは喜んでいても・・・

 


分析をしてみたら、一つ売るのに経費も時間もかけていて、実は大した利益が出ていなかった、ということはよくあります。

 

 

そうならないためにも、「どんぶり勘定体質」を克服して、分析力を身につけてみてください。

 

 

 

 

今年10ヶ月を振り返ってみて、それなりに忙しかったけど事業主として果たして利益は出ていたのか?

 


そのことがわかれば、自ずと残り2ヶ月間に何をやれば良いのかがわかります。

 


ぜひ意識して取り組まれてみてください。

 

 


 

 

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