個人事業専門WEBデザイン制作業 三浦企画の三浦です。
タイトルやキャッチコピー付けは超重要
ホームページだけでなく、このアメブロやメルマガにも共通していることで、もっと言えばSNSでの投稿内容にも言えることですけども。
日々ホームページを制作したり、制作前の相談をする時。
そのお客さまのサイトタイトルやキャッチコピー、ディスクリプションなどを、お客さまと一緒に考えます。
これが中々、お互いにとって難しい。
お客さまからすれば、自分の売りや特徴がわかっているようでわかっていない部分があり。
わかっていても、どのような言葉・表現で表したら良いのかわからないから、言葉が出てこない。
こちらからすると、まだお客さまのことがそれほど詳しくわかっていないので、言葉を絞り出すことが難しい。
タイトルやキャッチコピー付けは超重要なことなので、真剣に考えてしまうんですね。
でも、それも最初のうちだけで、時間をかけてお客さまが「自分のビジネスを深掘りして売りを見つけだすこと」と。
こちらはしっかりとしたヒアリングを行い、「お客さまの強みを探し出していくこと」で解決するんですけどね。
自分目線かお客さま目線か
ただ、どんなキャッチコピーを作るにしても、魅力ある内容にするための法則はたった一つで、「自分ではなくお客さまを主に捉える文面を考える」ことですね。
もう、これは大原則で鉄板。
例えば三浦企画の場合、
「個人事業主・小規模店舗事業主のために、売れるためのデザイン制作と安心サポートをしています」
をキャッチフレーズ、メインコピーとしています。
「誰に対して何を? どのように提供しているか?」を伝えることは鉄則なのですが、主語が「個人事業主・小規模店舗事業主のために」と、お客さまになっていることがポイントなんですね。
これがもし、「売れるデザイン作りと安心サポートには自信があります!」というキャッチだったら、伝わるニュアンスが変わってきます。
超有名な企業やインフルエンサーが使う言葉であれば説得力があるかも知れません。
ですが、そうではない一個人事業主が自慢話風に誇張したところで、初めてサイトを訪れる人は心を揺さぶられないですよね。
同じことを伝えるのに、言葉を変えるだけでもニュアンスが大きく変わってしまう。
自分目線かお客さま目線か。
もちろん、自分の売りを伝えることはとても大事ですが、主語を自分にするか、お客さまにするかでその後の反応は大きく変わるものなんです。
100日連続でライブ配信は誰のためにやる?
SNSを見ていても、そのことはよくわかりますね。
SNSとは、自分発信の場。
自分という存在を知ってもらうために自分をアピールすることがその主な目的なのですが。
それも先述した「自分目線かお客さま目線か」で、フォロワーが付くか付かないかが変わってきます。
星読み占星術師、スピリチュアルヒーラー、易占い師の方が毎朝(毎晩)、Twitterにその日の運勢とか心がけをツイートしてくれて、毎日読むのを楽しみにしてるんですけど。
それなんかまさに「お客さまのためになる発信」だから喜ばれるし、ファンができます。
毎朝、「私はこれをやっているからあなたもやりなさい!」的な内容の投稿でしたら、まず上手くいかないでしょうね。
流行り?のFacebookライブ、インスタライブとかもそう。
「100日連続早朝配信」とか、それ自体を悪いとはいいませんが、誰のために、何日も連続で配信するの?ということですね。
お客さま、ファンのために100日連続で有益なライブ配信をすれば、それはそれは喜ばれるはずです。
でも、「100日連続でライブ配信すると決めたので、何が何でもやり切る!」というのが目的であれば、それは自分のためだけであり。
形としてはお客さまからすれば「あなたの目的達成のための動画であれば観ませんよ」ということになります。
目立つこと、ウケ狙いをすることがブランディングではない
だから冒頭に書いたキャッチコピーはすごく大事で、「私、明日から100日連続でライブ配信するからみんな観てね!」では誰も観てくれないわけです。
フォロワーが何万人といる芸能人や著名人でしたら話は別ですけど。
そうではなくて、主語と主目的を「あなた」に変えて、あなたのためのお役立ち情報を毎日配信しますに変えることが大事。
せっかくお役立ち情報を動画配信するならば、主語を変えて伝えた方が絶対に良い。
今上手くいっている人って、みんな目線が「お客さま」なんです。
人それぞれ好みや感覚は違うかも知れないけど、少なくとも僕自身は「俺が俺が」「私は私は」みたいな自分中心オーラが出ている人には魅力を感じることができません。
例え素晴らしい内容を発信しているとしても、タイトルや雰囲気で避けてしまうんですよね。
きっと同じ感覚の人、多いと思います。
個人事業主はサラリーマンではないので個性が大事。
その個性をブランディングさせることだ、なんて言われますが。
何も目立つこと、ウケ狙いをすることがブランディングではないと思います。
「何かこの人、とても良いものを持ってるのにもったいないなー」と思うホームページがたくさんあります。
伝える内容が同じでも、目先を変えるだけで伝わり方が違うのに、もったいないなーと感じるんですね。
ホームページやブログのタイトル、キャッチコピーの付け方もSNS発信も。
心がけるべきことはただ一つ。
目線を自分ではなく、お客さまに向けること。
主語を自分ではなく、お客さまにすること、ですね。
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