石川復帰登板は1アウトしか取れずに7失点★ジャイアンツ球場観戦記【2021.8.18 vs.G】
8月18日(水)、この日は16時からイースタンの試合が行われるジャイアンツ球場へ。コロナの影響で昨年は来れなかったため、2019年9月以来約2年振りとなりました。ちなみにジャイアンツ球場と言えば到着前に体力を奪われる強烈な登り坂が有名ですが、嬉しいことに今年から無料のシャトルバスが運行。これが楽チンでめちゃめちゃありがたかったです。
昨年オフの間にリニューアルされたスタンド。バックネット裏の通路より前の席はドリンクホルダー付きの跳ね上げ式になりました。
最上段には屋根付きの席。雨はもちろん、日差しを遮るのにもこれは嬉しいですね。
スコアボードもリニューアル。以前のものよりもずいぶん見やすくなってました。
阿部慎之助2軍監督。ジャイアンツの事情には詳しくありませんが、次期監督の有力候補なんですよね。
ジャイアンツの先発は戸根投手。この日はこの戸根投手のピッチングに苦しめられることになります。
3者凡退で初回の攻撃を終えたマリーンズ。ショートを守るのは茶谷選手。
サードには鳥谷選手が入ります。ファームの試合に鳥谷選手が出場するなんて、タイガースファンからすると信じられないかもしれないですね。
先発は河村投手。まずは初回を9球で3者凡退に打ち取り、素晴らしい立ち上がりを見せてくれました。
2回まで1人のランナーも出せなかったマリーンズ打線ですが、3回にスタメンマスクの宗接選手がセンターへのヒットを放ちます。
続く茶谷選手がフォアボールを選んで1,2塁とするも、平沢選手が三振に倒れてしまいます。多くのマリーンズファンが1軍での活躍を望んでいるだけに、何とかファームでレベルの違うところを見せて欲しいものですね。
そしてなかなか復調の兆しが見えないのが井上選手。この日はノーヒットに終わります。
交流戦では1軍としてマリンに凱旋を果たした香月一也選手。ファームでは4番に座っており、相変わらず豪快なスイングを見せてくれました。
5回まで戸根投手の前に宗接選手のヒット1本に抑えられているマリーンズ。しかし河村投手もジャイアンツ打線を5回まで3安打無失点に抑える好投でした☆
そして6回には戦線離脱していた石川投手が復帰登板。6月3日に右肘関節クーリング手術を受け、全治3-4ヵ月と言われていただけにずいぶん早い復帰となりましたが…
制球が定まらず、先頭からヒット・四球・ヒットで失点。そこから満塁のピンチに押し出し四球を与えると、更には3者連続のタイムリー。悪夢のような復帰登板となってしまいました…
外野からのホーム返球でアウトを1つ取りましたが、打者8人に対して6安打2四球で6失点。まだ復帰には時期尚早だったのかもしれません。
たまらず小野晋吾コーチがマウンドへ向かい、ここで降板となりました。結果論になってしまいますが、しっかりと完治するまでは、どうやら無理をしない方がよさそうですね。
あとを受けたのは原投手でしたが、フォアボールとヒットで満塁のピンチを招くと、ここで湯浅選手に何とグランドスラムを浴びてしまいます…
まだ1アウトなのにも関わらず、この回だけで10失点(石川投手が自責7、原投手が自責3)。更にこのあともヒットが3本続き再び満塁とされますが、何とか後続を断つことができました。6回裏だけで40分間にも渡る攻撃でした(苦笑)
いつの間にか辺りは暗くなり、ナイター照明が灯ります。
さすがにもう負けでいいから(苦笑)、あとは少しでも何かいいプレーが観たいという終盤戦。7回には1アウト1塁から西川選手がセンターへの大飛球を放ちますが、惜しくもフェンス前で捕球されてしまいました。
しかしここから松田選手がレフトへのヒット!この試合ようやく2本目のヒットが飛び出しました。
そしてここで宗接選手が センターへ抜けるタイムリー ようやく1点を返します☆
7回は横山投手でした。2者連続三振のあとにヒットを許すも、危なげなく無失点に切り抜けます。
ライトを守っていた平沢選手がショートの守備へ。1軍での出場機会を得るため、複数のポジションを普段からこなしておくことは大切なのだと思います。
9回は土居投手。やはり1軍での経験が成長させてくれたか、圧巻の3者凡退劇でした。
そして迎えた最終回。2アウトから松田選手がこの試合2本目のヒットで出塁しますが…
最後は宗接選手が内野ゴロに倒れてゲームセット。わずか4安打しか打てずに敗戦となってしまいました。
そんな試合でしたが、河村投手・横山投手・土居投手の好投は収穫。きっと近いうちにまた1軍で観れるだろうという内容だったと思います。
そして石川投手の完全復活を、ゆっくり焦らずに待ちたいですね。
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