佐々木朗希プロ初先発！マーティン2HR炸裂△ZOZOマリン観戦記【2021.5.16 vs.L】
ついに迎えた佐々木朗希投手のプロ初登板・初先発！試合前にブルペンから佐々木投手が遠投のため姿を現すと、スタンドからは大きな拍手が上がりました！
ルーキーイヤーの2020年は実戦登板はありませんでしたが、2年目となる今シーズンはプレシーズンに実戦デビュー。イースタンでは5試合に先発し、防御率0.45という好成績を残しての1軍デビューとなりました。とにかくワクワクが止まりません♪
そんな今日のスタメンは角中選手がDHに回って高部選手がレフトに入ります。レアード選手が不慣れなファーストの守備に就きますが、これが試合の流れに大きな影響を及ぼそうとは…
プレーボールが近づき、ベンチの前で最後のキャッチボールを行う佐々木投手。果たしてどんなピッチングを見せてくれるのか、期待が高まります☆
そして始球式には映画「メジャーリーグ」のテーマ曲「Wild Thing」が流れる中、リリーフカーに乗ってとんねるずの石橋貴明さんが登場！You Tube チャンネルでは昨年からかなりマリーンズに肩入れしてくれていますが、まさに満を侍してのマリン登場となりましたね☆
マウンドのかなり前からのピッチングで笑いも起きましたが、もしかしたら佐々木朗希投手の記念すべきプロ初登板の前にマウンドを汚したくないという、粋な計らいだったのかもしれません。
しかし昔からとんねるずの番組はよく観てましたが、こういう縁で本人に会えることになるなんて思ってもいませんでしたね〜
そしてマウンドに上がった朗希投手。思い切り足を上げての記念すべきプロ1球目を投げますが、いきなりライオンズ・若林選手にレフト前へと持っていかれてしまいました。
先ほど始球式を終えた貴さんがサブマリンシートから観戦。横には梶原さんの姿が見えますが、おなじみマッコイさんも来てましたので、近いうちにこの様子がYou Tube にUPされることでしょうね♪
源田選手を打ち取るも続く森選手にもヒットを許し、1アウト1,3塁のピンチを迎えてしまいますが、山川選手からプロ初奪三振を奪うと、最後は栗山選手をレフトフライに打ち取り、無事に最初のイニングを無失点に凌ぎます。同期バッテリーの表情がやはりホッとしたように見えますね。
そしてその裏、先頭の荻野貴司選手がいきなり レフトスタンドへ飛び込む先制のソロホームラン を放ちます‼️
いきなりの先制点でスタンドが盛り上がる中、続くマーティン選手も ライトスタンドへ2者連続となるソロホームラン‼️
いきなりの連続ホームランで、スタンドが一気に最高潮の盛り上がりになりました！マーティン選手はこれでリーグトップを突っ走る11号！ホントに素晴らしいです☆
援護点をもらった佐々木投手は、2回を三者凡退に打ち取ります。そのうち呉念庭選手とスパンジェンバーグ選手からは見事に三振を奪いました。
その裏、レアード選手のヒットをきっかけに2アウト3塁とすると、この場面でスタメンマスクの佐藤都志也選手が センターへのタイムリーツーベース❗️
更には先ほどホームランの荻野選手が、今度は レフトへのタイムリー❗️ リードを4点に広げました☆
しかし3回、ファーストゴロに打ち取ったかの打球をファースト・レアード選手がカバーに入った朗希投手にトスできず。このエラーをきっかけに2本のタイムリーと犠牲フライで3点を失ってしまいます。いつもの井上選手なら難なく処理していた打球だっただけに、これは痛かった…
それでも佐々木投手は踏ん張ります。4回はヒット1本を許すも無失点に抑えますが、この時点で球数は86球。事前情報での目安を超えてきただけに、次のイニングに行くのかどうか、スタンドでは予想が始まっているようでした。
そしてスタンドからの大きは拍手に送られて5回のマウンドへ上がった佐々木投手でしたが、2アウト3塁の場面で痛恨のワイルドピッチ。これで同点に追いつかれてしまいます。
それでも最後は荻野貴司選手がセンターのフェンスに激突しながらも捕球するファインプレーを見せてくれました！ベンチへ戻るマーティン選手とグラブタッチ。
…佐々木投手はこの回まで。プロ初登板のマウンドは5回を107球、被安打6、奪三振5、与死球2、失点4（自責2）という結果でした。
迎えた5回裏。勝ち越して佐々木投手に勝ち投手の権利をという、全てのマリーンズファンの願いを乗せて、マーティン選手が 右中間スタンドへ勝ち越しのツーランホームラン‼️
何と何と、11号に続いて12号まで飛び出しました！そしてこれで佐々木朗希投手にプロ初勝利の権利が生まれ、スタンドの盛り上がりも再び最高潮に達します！
2点リードとなった6回は、井口監督の宣言通り鈴木昭汰投手が2度目となるリリーフ登板。力で押す豪快なピッチングで、莉クエスト成功もあり13球で無失点に打ち取ります。
鈴木投手が跨ぐかと思っていた7回はハーマン投手でした。2者連続で出塁を許しますが、共に仕掛けられた盗塁を佐藤選手が刺し、見事打者3人で無失点に抑えます。
7回裏、1アウトからマーティン選手がセンターへのツーベース！走塁もよかったですね☆
そして2点リードで迎えた8回。いつものように唐川投手が抑えて…という展開を期待してましたが、1アウトから連続フォアボールでランナーを溜めてしまうと、スパンジェンバーグ選手に同点となるタイムリーを打たれてしまいます。この瞬間に佐々木投手のプロ初勝利の権利が消え、スタンドはため息に包まれたのでした。
それでも2アウト2,3塁と尚もピンチが続く中、若林選手のライトへ大きく上がった打球を今度はマーティン選手がフェンスに激突しながらもスーパーキャッチ！これが抜けていれば2点ビハインドとなっていただけに、とてつもないビッグプレーになりました！
何とか勝ち越し点を奪いたい8回裏、1アウトから藤岡選手が右中間を破るスリーベースを放ちます！これにはまたまた大盛り上がり！
打席には岡選手。内野はバックホーム体制でここを越えれば勝ち越しという場面でしたが、バットを折られてのサードゴロで、スタートを切っていた藤岡選手はホームでタッチアウト。恐らくギャンブルスタートのサインが出ていたんだろうと思いますが、これはもったいなかったですね。
9回は益田投手。ここでの荻野選手のファインプレーがあり、15球で3者凡退に。これで今日の試合の負けはなくなり、裏の攻撃にサヨナラの期待が高まります。
しかし頼みの荻野選手とマーティン選手が倒れてあっという間に2アウトに。そこから中村選手が粘ってフォアボールを選びますが、代走・和田選手が盗塁を仕掛けるも2塁でアウトとなりあっけない幕切れに。その後井口監督が審判と何か話してましたが判定は覆らずでした。後で知ったのですが、今のはボークではないのかという主張だったようですね。（ボークの判定はリクエスト対象外。2塁のプレーのリクエストを求めると、ボークではないと認めてしまうから…だったのでしょうか）
※追記：抗議後のリクエストは認められないそうです。自前の写真であれですが、セーフにも見えますよね。
7回を抑えたハーマン投手が、これで通算100ホールドを達成！おめでとうございます！
…ということで、注目の佐々木朗希投手のプロ初先発の試合は、8回に追いつかれて引き分けに終わりました。一昨日と同じ引き分けでも、今日は正直負けに等しい引き分けという気持ちですね。
それでも佐々木投手が無事にプロ初登板を果たし、ドタバタはありながらも自分から崩れることなく存在感を見せてくれたことは、今後への大きな収穫だったのではないでしょうか。
そして3安打2打点1HRと2つのファインプレーを見せてくれた荻野貴司選手と、3安打3打点2HRに相手の勝ち越し点を奪うファインプレーのマーティン選手、この1,2番コンビの活躍が光った試合でもありました。
残念ながらこのカードは1杯2分けと負け越し。1日の休みを挟んで次は京セラドームでのバファローズ戦となりますが、2試合しかないカードになりますのでまずは初戦を取れるよう、期待してます。
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