引退試合で3安打1盗塁の岡ちゃんに感動!★ZOZOマリン観戦記【2018.10.8 vs.H】
9月22日に通算2000本安打を達成した福浦選手。おかげさまで私もマリンでその感動を味わうことができましたが、今日は試合に先立ってその福浦選手の表彰式が行われました。
まずは連盟表彰。そして習志野市より市民名誉賞の表彰状が市長直々に贈られることになりました。
そして名球会のブレザーが、かつてジャイアンツで2000本安打を達成した柴田勲さんより贈られました!
紺のブレザーを着た福浦選手。似合ってますよね~
ここでビジョンには偽福浦さんが映されます。なんでやねん(笑)
…ということで迎えた今日は、岡田選手の引退試合!「1番・センター・岡田」と谷保さんのアナウンスがこだますると、スタンドから早くも大歓声があがります!
最後のボールの投げ入れを行う岡田選手。よく見た光景だけに、今日で引退してしまうということがなかなか実感できませんでした。
先発は土肥投手。消化試合とはいえ来シーズンのローテを勝ち取るためにもアピールのチャンスでしたが、初回にデスパイネ選手にツーランを浴びると、3回にも同じくデスパイネ選手に2打席連続となるスリーランを浴び、4回を6失点。厳しい内容になってしまいます。
1回裏の攻撃。先頭の岡田選手の名前がコールされると、再びスタンドからは大きな歓声があがりました!
2016年シーズンからここまで27打席連続ノーヒット。全てのマリーンズファンが今日の引退試合で岡田選手がヒットを打つ姿を観たいと声援を贈りますが、初回の第1打席はセカンドフライに倒れてしまいます。
ここまでホーム12連敗のマリーンズ。2点を追い掛ける2回裏の攻撃では1アウト満塁のチャンスを作るものの、田村選手と平沢選手が2者連続の見逃し三振。得点を奪うことができません。
3回に迎えた岡田選手の第2打席では、ヒット性の強烈な当たりをホークスのショート・高田選手がジャンプ1番でキャッチするファインプレー。スタンドは何で捕るんだよという変な空気になりますが(苦笑)、消化試合とはいえまだ試合序盤は真剣勝負ですから、こればかりは仕方ありません。
しかし5回裏に迎えた第3打席では3塁線を破るヒット!連続無安打の記録は59打席でついにストップしました!
これには球場全体が大盛り上がり!打球が抜けた瞬間はまるでサヨナラ勝ちでもしたかのような、それぐらい嬉しい気持ちでした☆
そうなると次はやはり盗塁を観たいところですが、思いっきりスタートを切るもののここでは甲斐選手に2塁で刺されてしまいます。
満員御礼が出ました!3連休のデーゲームということもありますが、振替試合にこれだけ人が集まったのは、やはり岡田選手の最後のプレーを目に焼き付けたいというファンが多かったからでしょうね。
…右手にグラブをはめてますが、どうやら岡田選手のファインプレーの真似をしていたようです。
6点ビハインドの6回、岡選手の犠牲フライで何とか1点を返します。しかし今日はチャンスになかなか得点が奪えなかったですね。
ホークスのピッチャーが先発・東浜投手から2番手・武田投手に代わりましたが、これで松田・福田・西田・高田・武田と「田」が付く選手が5人に。これ甲斐選手のところで代打で柳田選手が出たら田が6つ並ぶなと思ってたりしたのですが、残念ながら実現せず(苦笑)
なかなか見所がない試合となり、楽しみは岡田選手の打席だけになってしまいますが、その第4打席ではセンターへのヒット!何と2打席連続のヒットとなりました!
そして9回に迎えた最後の守備ではライトへ。すぐ後ろのライトスタンドからは大きな歓声があがりました。
その9回のマウンドには、2008年育成ドラフトの同期の西野投手が上がりました。130番台の背番号からプロ生活をスタートさせてマリーンズの中心選手となった、苦楽を共にした仲であるだけに感慨深かったです。
そして9回裏2アウトの場面。いよいよ岡田選手の現役最後の打席が回ってきました!
その最後の打席はライト前へのヒット!何と3打席連続のヒットで現役生活を締めくくるという、最高の引退試合になりましたね☆
そして現役最後の盗塁を決めます!5点差の2アウトながら公式記録を付けるために1塁ベースに付いてくれた明石選手と、たぶん送球をセーブしてくれたであろう高谷選手には感謝ですね。
岡田選手の猛打賞以外は見所に欠ける試合となり、気が付けばこれでマリン13連敗。次の最終戦で勝てなかったら連敗のまま年を越すことになりますので(苦笑)、絶対に勝ってシーズンを締めくくって欲しいですね。
今日がシーズン最終戦となるホークスの選手たちがライトスタンドへも挨拶してくれました。CSも頑張ってください!
そして試合終了後には、岡田選手の引退セレモニーが始まります。
生涯成績は573安打・119打点・142盗塁。そのうち今日加えることになった3安打・1盗塁はきっと忘れないでしょう☆
ビジョンでは岡田選手の現役生活を振り返る映像が流れましたが、やはり2010年日本シリーズ・第7戦での決勝打は忘れられません!奇しくもドラゴンズ・浅尾投手も今シーズン限りで引退となり、改めて時の流れを実感させられました。
まずはスピーチ。昨日の根元選手もそうでしたが、誠実な人柄が滲み出ている素晴らしいスピーチに心を打たれました。そしてやはりここで急速にホントに引退してしまうんだなという実感が沸いてきました。
井口監督から花束が贈られます。
そして岡田選手のお子さんからも花束が贈られました。
首脳陣やチームメイト、そして裏方さんたち1人1人と言葉を交わしながら握手。
そしてこの後は場内を一周しますが、レフトスタンドのホークスファンからも岡田コールが起こって感動しました。そして何と「エリア66」と呼ばれたマリンのセンターでの胴上げ!
そして応援歌が流れるライトスタンドの前を歩きながら号泣。これにはもらい泣きするしかありませんでした。
(お子さんの顔出しがどうなのかと迷いましたが、公式でも出されてたのでそのまま掲載させていただきます)
そのままフィールドウイングシートへ。
最後は笑顔で声援に応えます!
そして記念撮影☆
そして(たぶん)2010年日本シリーズ以来のバック宙を披露!
岡田選手、10年間のプロ野球生活、本当にお疲れさまでした!
…ということで、長い1日が終わりました。
そして10月3日の大隣投手、4日の金澤選手、7日の根元選手、そして今日の岡田選手と4選手の現役最後の姿を目に焼き付けることになりましたが(大隣投手は現地ではありませんでしたが…)、ホントに自分の中でも何かこう1つの時代が終わったなという気がして、ぽっかり穴が開いてしまったような寂しい気持ちになりました。
長かったシーズンもあと札幌2試合とマリン1試合を残すのみ。何とか最後は笑ってシーズンを締めくくれるような試合に期待したいと思ってます。
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※16:30追記:岡田選手のブログ(こちら)が更新されてました。文章を読んでまたジーンときてしまいました!