蘇州から上海へ。南京東路と外灘の景色を楽しみ、帰国の途に就く☆蘇州旅行記⑥-上海編-【1/8編】
※【蘇州旅行記⑤】の続きになります。
早朝からの留園・滄浪亭・怡園の見学を終えてホテルに戻って来たのが11時。ちょっとだけ部屋でくつろいでから12時ちょうどにチェックアウトしましたが、チェックアウト12時はホントありがたかったです。
ホテルの最寄り駅である楽橋駅から地下鉄に乗り、高速鉄道の蘇州駅へ。
2日前に降り立ったのは南口でしたが、こちらは北口。建物のコンセプトは同じですが、よく見ると駅名の書体が南口とは異なっているようでした。
北口は旧市街とは逆方向になるためか、こちらは近代的な光景。今回は時間の関係で蘇州の新しいスポットには全く行けませんでしたが、仕方ないですね。
こちらのゲートから蘇州駅の中へ入ります。パスポートとチケットを出してチケットにスタンプをもらいましたが、パスポートはノーチェックでした。
セキュリティチェックを終えて構内へ。ここ蘇州駅も他の駅と同様に巨大な空間ですね。
中国の高速鉄道の駅では、空港のように列車ごとにゲートが異なり、ゲート付近に待合所があります。この日は中国では平日でしたが、それでもたくさんのバッグを持った人が列車を待ってました。
まだ時間に余裕があるので構内をブラブラと歩いていたら、ここでもスタバを発見。コーヒーでも飲みながらゆっくりすることにしました。
そして出発の時刻が近づいてきました。14時14分発の上海行きに乗りますが、案内板の文字がグリーンになったら改札を通ることができます。それまで改札内に入ることはできません。
ホームに列車が入ってきました。中国の高速鉄道は見た目も車内も新幹線によく似ているので、我々日本人からすると違和感なく乗れるのではないでしょうか。
乗ってしまえばあっという間、わずか25分で上海駅に到着!改札を出るときもチケットは回収されませんが、改札を通したらなぜか黒い線が付いてました。
上海駅から地下鉄に乗り換え、上海の繁華街にある人民広場駅で下車。この駅は前回の上海の旅でもよく利用しましたので、複雑な構内ですが何となく覚えてました。
そして南京西路という大通りを渡ったところにある、こちらの「黄河路」という通りへ入って行きます。
やってきたのはこちらの佳家湯包 という小籠包の大人気店!15時過ぎでしたがお店は満席状態。しかし数分で食事を終えた人たちと入れ替わりで席につくことができました。
こちらも入口のレジで注文して会計を済ませてから、席で待つシステム。まずはお約束の青島(チンタオ)ビールからいただきます♪
こちらは「鶏鴨血湯」というスープで、中にたくさん見えるものは鴨の血を固めた血豆腐と呼ばれるもの。スープはあっさりで、血豆腐もゼリーみたいでなかなか美味しかったです。
そしてお待ちかねの小籠包!今回は珍しい卵黄入りの小籠包を注文してみました☆
これまでに蟹味噌入りやトリュフ入りなど色んな小籠包を食べましたが、卵黄入りは初めて。これが何ともまろやかで、最高に美味しい小籠包でした!来てよかった☆
…余談ですが上海は小籠包発祥の地で、台湾の薄い皮の小籠包と比較するとやや皮が厚めなのが特徴ですが、ここ佳家湯包は上海なのに薄い皮の小籠包でした。やっぱり薄い方が好みですかね~
そして上海最大の繁華街・南京東路 へ。
通りの真ん中をトラムが走る風景。
前回はこの南京東路からすぐのところに宿泊し、滞在中に何度もこの通りを通ったため、何となく懐かしい感じもしました(笑)
こちらは最初に観た時に銀座の和光っぽいと思った上海時装商店。よく見ると全然違うんですけどね(苦笑)
こちらは永安百貨。最初にこの南京東路に立った時にもこのビルを眺めたのを思い出しました。
そして南京東路を歩くと突き当りになる、外灘(ワイタン) へ到着。
約100年前の租界時代の建物が並ぶ通りになりますが、この角度からの眺めが一番好きです☆
黄浦江沿いの遊歩道を歩きます。寒い平日だからか人影はまばらでしたが、それでもこのあと陽が沈めば、たくさんの人がここからの夜景を楽しむことでしょう。
この日は空気が悪かったようで、対岸の浦東(プードン)は残念ながらあまり綺麗に見ることはできず。それでもこの摩天楼には圧倒されます。
外灘の景色を楽しんだあとは、地下鉄・南京東路駅から空港を目指します。
地下鉄を龍陽路駅で降りて空港行きのリニアモーターカー「マグレブ」へ乗り換え。前回も利用しましたが、地下鉄だと44分かかる区間をわずか8分で結んでるんですよね☆
最高速度は430km/hまで出るマグレブですが、朝と夕方以降は300km/hまでセーブして走っているため、残念ながら今回も430km/hを体験することはできず。
そしてあっという間に浦東国際空港へ到着。来たときは満員状態の地下鉄で1時間以上かけて移動したため、改めてマグレブは楽だなと実感しました(笑)
夕食を空港でとることを考えて早めに着いたのですが、全くお腹が空かず(苦笑) なのでそのまま搭乗手続きを行います。
中国の空港の保安検査は日本よりもかなり厳しめ。何度か経験してましたので、あらかじめモバイルWiFiやバッテリー、カメラ等はバッグから出してカゴに入れたら、何も言われずに済みました。
出国審査を終えて搭乗ゲートへ。このあと21時15分発の羽田行きの便で帰国しましたが、気流の影響で大きく揺れる時間が長くて疲れました(^_^;)
定刻の午前1時に羽田空港へ到着。バッグが出てくるのに時間がかかったり、国際線ターミナルからのタクシーが行列になってたりしたため時間がかかり、午前2時にようやく国内線ターミナル内の宿泊施設へチェックイン。3連休明けとなる翌1月9日(火)は羽田空港から都内の職場へ普通に出勤したのでした。
…ということで、2泊3日の蘇州への旅でしたが、しばし日常から離れて古き良き時代の中国の文化に触れることができ、大変貴重な経験になったと思います☆
次回はいつになるかわかりませんが、またどこか異国の地を旅したいものですね!
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