田村龍弘、バント失敗を帳消しにする決勝タイムリー☆東京ドーム観戦記【2018.4.8 vs.F】
2連敗で迎えた東京ドームのこのカード最終戦。とにかくカード3連敗、そしてたとえ1つであっても借金生活だけは避けたいだけに、負けられない戦いが始まります!
初回のマリーンズは先頭の荻野貴司選手がいきなりのツーベース!藤岡選手の内野ゴロの間に3塁まで進み、チャンスを作ります。
この場面で中村選手がレフトへの犠牲フライを打ち上げて先制!ヒット1本で1点取るという、効率の良い攻撃を初回から観ることができました☆
マリーンズの先発は酒居投手。前回登板では大量援護でシーズン初勝利を挙げましたが、今日は先制点をもらった直後の1回裏にランナー1塁3塁からゴロの間に1点を失ってしまいます。
…それでも今日は粘り強いピッチングを見せてくれました☆
3回には清田選手がフェンス直撃のツーベース!昨日のホームランからバッティングのいい感触を掴んでいるようですね。
ここで田村選手へのサインは送りバント。2球続けて失敗した後に何と見逃しの三振に倒れてしまいます…
そして1-1で迎えた4回表の攻撃。中村選手がレフトへのツーベースを放ち、チャンスを作ります。
するとここで叙々苑の広告がよく似合う井上選手が、レフトへ勝ち越しのタイムリーツーベース!やってくれました♪
粘りのピッチングが続いていた酒居投手ですが、6回にアルシア選手にタイムリーを許してしまい、2-2の同点となったところで降板。代わった田中靖洋投手がしっかりと火消しを務めてくれました。
7回には南投手が1アウトから降り逃げのランナーを許してしまうと、2つのフォアボールで満塁の大ピンチに。ここで登板した松永投手が、今最も怖いバッター・近藤選手を三振に仕留めると、続く中田選手を内野ゴロに打ち取ってこのピンチを切り抜けます!
8回はシェッパーズ投手がランナーを3塁まで進めるも無失点に抑えます。奥さんのインスタにはお子さんと一緒に東京ドームに来ている動画がUPされてましたが、恐らくは今日もスタンドに来ていたのではないでしょうか。
9回は内投手が三者凡退に抑えて延長戦へ。
10回表の攻撃。清田選手がフォアボールを選ぶと、田村選手がまたもバントを失敗。しかし運よくフォアボールを選び、ノーアウト1塁2塁に。
ファイターズの投手交代の間にストレッチを行う清田選手。勝ち越しのホームを踏むべく、念入りに準備します。
荻野貴司選手が送って2塁3塁とするものの、代打・福浦選手と中村選手が倒れて勝ち越しならず。正直ここでは少し嫌な予感がしてました(苦笑)
その裏には益田投手が登板。先頭の近藤選手にヒットを許すも、続く中田選手を併殺に打ち取ります。しかしそこからレアード選手を歩かせてしまうと、アルシア選手のヒットで1塁3塁と一打サヨナラの大ピンチに…
それでも臆することなく続く横尾選手を内野フライに打ち取ります!しかしこのサヨナラの大ピンチ、見慣れているとはいえ(苦笑)緊張感が半端ないですね~
そして迎えた11回表の攻撃。先頭のアジャ井上選手がフォアボールを選ぶと、ここは迷わず送りバントのサイン。大地選手がしっかりと決めて代走・岡田選手を2塁へ進めます。
続く菅野選手もフォアボールを選ぶと、李杜軒選手の打席で何とダブルスチールを敢行!李杜軒選手は三振に倒れてしまいますが、続く清田選手が敬遠で満塁…
この場面でこの試合2度のバント失敗をやらかしてしまっていた田村選手が、センター前への勝ち越し2点タイムリー!更には1・2塁間に挟まれている間に清田選手も生還し、欲しくてもなかなか奪えなかった勝ち越し点を最高の形でようやく奪うことができました!
(打った瞬間に肉眼で打球の行方を追ったからか、写真の構図が上にずれてしまいました…)
その裏にはイニング跨ぎとなった益田投手。いきなりフォアボールを与えてしまいますが、その後はしっかりと後続を打ち取ってゲームセット!
延長11回で4時間22分というまたまた長い試合になりましたが、今日はホントに我慢と執念がもたらした勝利だったと思います☆
試合を決める一打を放った田村選手。恐らくはバントを何度も失敗した時は相当応えたことだろうと思いますが、結果的に自分のバットで試合を決めてミスを帳消しにする活躍ぶりでしたね。
これで3カードが終了し、今日の勝利で5勝4敗と再び貯金を作ったマリーンズ。1日の休みを挟んで次は現在開幕から8連勝中のライオンズをマリンに迎えることになりますが、何とか初戦から攻略できることを期待したいと思ってます。
長い長いチャンテが何度もあった今日の長い試合。東京ドームへ参戦された皆さま、本当にお疲れさまでした!
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