奇跡の大逆転劇でファーム日本一!☆HARD OFF ECOスタジアム新潟観戦記 【10/2編】
こんばんは
昨日今日と新潟に行ってきました。
駅からタクシーに乗り、10分弱といったところでしょうか、向かった先はもちろん…
今年のオールスターが行われたことでもおなじみの、HARD OFF ECOスタジアム新潟
新潟へのプロ野球の招致を目的として、昨年の7月に開場した、まだ新しいスタジアムです。
開場までだいぶ時間があったので、周囲をのんびりと見て回りましたが、いやぁ綺麗でかっこいい
『Welcome 新潟 We love ベースボール』と書かれてますね
そしていよいよ入場
3塁側の内野席からの眺めです。
さすがに完成してからまだ1年しか経ってないということもあり、傷や染み・色あせなどは全く無く、ホントに綺麗な球場でした。
そして綺麗なだけではなく、どの席から見てもグラウンド全体が見やすいように作られているようですね
こちらは内野の二階席、どことなくマリンに似ている感じもしましたが、とにかく綺麗で、色が統一されているために、ホントかっこよかったです。
こちらは、二階のちょうど真ん中あたりからグラウンドを見た感じ。
眺めは最高でした
ちょっと見づらいかもしれませんが、ECOスタジアムの周りはのどかな光景でした。
こちらは外野スタンド。
一番後方には、応援団用のスペースが設けられているようですね
外野の椅子はスカイマーク・スタジアムと同じで、長く繋がっているものでした。
こちらはベンチの横にあるブルペン。
ピッチャー好きの方は、この最前列に座れば、試合中すごい至近距離から、試合と投球練習の様子を見れますね
売店もいくつか出ており、なかなか種類や量も充実はしてましたが、作ったものを売ってあるだけで、他の球場のように調理場はありませんでした。
奇しくもこの日は、横浜ベイスターズの身売りのうわさが出ており、本拠地の移転先の候補としてこのスタジアムが挙がってましたが、もし本拠地となった場合は、売店のボリュームやレベルももっと上がることでしょうね
ところでこの日、私が食べたのは、新潟では誰でも知っているという『みかづき』の『イタリアン』という料理
どんなものかというと、焼きうどんのような太めの麺を、もやしと一緒に炒めてあり、それにトマトソースがかかっているというもの。
初めて食べる味でしたが、これは小さいお子様なら大好きになりそうな、そんな感じの味でしたね
そういえば、このECOスタジアムの隣には、Jリーグのアルビレックス新潟の本拠地である、『ビッグスワン』があります。
この日、アルビレックスはアウェーの試合だったようですが、もし同じ日にプロ野球とJリーグが開催されたら、すごい人で混むでしょうね
…時間がずれてれば、野球とサッカーのダブルヘッダー参戦もできそうで、楽しみではありますが
グラウンドに戻ると、マリーンズの打撃練習でバッティングピッチャーを務めていたのは、何と大塚さん
今回はもう選手としてではなく、コーチとしての登録のようですね。
グラウンドには阪神タイガースの選手が入ってきましたが、正直、選手が全くわかりませんでした
そう、今回イースタン・リーグ優勝のマリーンズと戦うのは、ウエスタン・リーグ優勝の阪神タイガースです
ファーム日本選手権、勝ったほうがファーム日本一となる、大事な一戦になります。
ところでこのファーム日本選手権は、スタジアムは中立ですが、1年おきにホームとビジターが入れ替わっているようで、今年はウエスタンが一塁側でホーム(後攻)、イースタンが三塁側でビジター(先攻)となります。
なので、来年は逆ですね
スタメンが発表されました
試合前、ベンチに入っている選手が一人一人紹介され、監督やコーチ陣と一緒に整列。
さぁ、そしていよいよ、ファーム日本一を決める試合が始まります
内野席の方は、結構お客さんが入ってきてましたね
タイガースの先発は、しょう投手(すみません、漢字が難しくて変換で出てきません)
この試合、このしょう投手に苦しめられることになります
マリーンズ先発は、育成枠から、今年の夏に支配下登録され、一軍のマウンドも経験した山室投手
後で知りましたが、一番調子がいいということで、この試合の先発に選ばれたようですね
全く試合には興味がないようで、漫画を一生懸命読んでいる女の子(笑)
この試合、内野指定席にはサイン会の権利もついてたりしたようで、まだイースタンでの優勝が決まる前にチケットは売り切れていたようです。
なので、優勝が決まってすぐにチケットを買ったんですが、自由席しか残ってませんでした。
それでも自由席でも、こんなに見やすい席から観戦することができました
マリンなら、内野S席あたりですね
フェンスが低く、グラウンドも近かったので、ホント見やすかったです。
ちなみにこの感じ、広告をウイングビジョンに置き換えたら、マリンっぽく見えませんか
今回はビジターゲームということで、いつものように黒い軍団がレフトスタンドに陣取ります。
今回の応援団は、一軍のレギュラーシーズンが前日に終わったばかりの、ジンさんが来てましたね
ところで試合のほうですが、マリーンズ打線はしょう投手の素晴らしいピッチングの前に完全に沈黙…
対するタイガースは2回、田上選手のタイムリーで1点、4回には水田選手のタイムリー等で2点、そして5回には葛城選手のゴロの間にランナーが還り1点…
マリーンズが1人のランナーも出せないうちに、0-4とリードを広げられてしまいます
ピッチャーは、山本投手…
服部投手と繋いでいきます
それではここで、恒例のパノラマ写真でも
雰囲気的には、内野がマリン、外野がスカイマークに似ている感じですかね。
ちなみに、内野エリアと外野エリアは、神宮球場みたいに完全に分かれているので、行き来するにはそれぞれのチケットを持って、いったん外に出ないといけませんでした。
6回7回は、上野投手が登板
ランナー1人は出しましたが、素晴らしいピッチングを見せてくれましたよ
そしてとうとう、7回が終わってもノーヒットどころか、ランナーを1人も出せないという、完全試合ペースになってきました
ところでスコアボードでお気づきかもしれませんが、『ECOスタジアム』というだけあって、ヒット・エラー・ポジションのところが、珍しいグリーンですよね
そういえば選手も全員、腕にはグリーンのバンドをしていました。
正直、負けを覚悟していた試合でしたが、眠っていたマリーンズ打線が、8回にようやく目覚めます
まずは細谷選手が、この試合のチーム初ヒットを放ち、完全試合を阻止すると…
先日までは一軍に帯同していた角中選手もヒット
ここで代打の金澤選手がタイムリーを放ち、ついにマリーンズが1点を返しました
…このときの写真を撮ってなくて残念
これで満塁となり、宮本選手の打席の時にワイルドピッチで、キャッチャーがボールを見失ったのも手伝い、ランナー2人が生還
3-4と、1点差にまで迫りました
8回には、昨年のシーズン前までタイガースにいた橋本投手が登板
元同僚に対し、素晴らしいピッチングを見せてくれました。
ところでこの日はずっと三塁側にいたので気づくのが遅れたのですが、大塚さんが一塁コーチをしてたんですね
何か、すっかりコーチという雰囲気になっているような気がしました。
さぁ、そしていよいよ1点ビハインドで迎えた9回、『こうべこうべこうべこうべ』の応援歌が鳴り響く中、神戸選手がヒットで出塁
この後に細谷選手もヒットで続き、竹原選手が素晴らしい当りのタイムリー
土壇場の9回表、ついに同点に追いつきました
三塁側のマリーンズファンのテンションは一気にヒートアップしてきましたが、それでも興味はないのね
結局、最後までずっと試合は観ずに、漫画を読んでたようでした(苦笑)
そして満塁となり、橋本投手に打順が回ってきますが、野手を使い切ったマリーンズは、ここで代打を送ることができません
橋本投手はホームランを予告
この場面、相手投手が緊張したか、何と押し出しのフォアボールとなり、ついにマリーンズが1点勝ち越し
しかし相手はウエスタンの覇者、そう簡単には行きません。
9回裏、柴田選手にタイムリーを打たれてしまい5-5、試合は延長戦に入ることに
このファーム日本選手権の延長戦は、決着が着くまでやるとのこと。
しかし勢いづいてきたマリーンズ、10回表には四死球と、細谷選手の猛打賞となるヒットで満塁の場面を作ると・・・
この角中選手の打席…
何とこの初球がデッドボールとなり、またまた押し出しで勝ち越します
10回裏、大切な場面を任されたのは、鈴江投手でした
危ない場面もありましたが、最後はダブルプレーでゲームセット
千葉ロッテマリーンズが、ファーム日本一に輝きました
高橋慶彦監督の、感動的な胴上げ
確か5回、中に舞いましたね
終わってみれば、7回まで1人のランナーも出せずに苦しんでいたにもかかわらず、8回からの毎回得点でつかんだ、粘りの勝利、そして日本一でした
試合後、表彰式が行われ、再優秀選手には細谷選手、優秀選手には竹原選手と金澤選手が選ばれました。
そして、チャンピオンフラッグを前に、全員で記念撮影
スタンドの中には、涙を流している方もいらっしゃって、感動的なクライマックスでした。
そして、レフトスタンドからは、『GoGo大塚明』が
内野にいましたが、もちろん一緒にやりました
スタジアムから一旦ホテルに帰り、そして新潟では超有名店、新潟たれカツ丼の発祥の店『とんかつ太郎』に行き、もちろんたれカツ丼をオーダー
薄めのとんかつに、甘いたれを染み込ませてあるのが、たくさんご飯の上と、ご飯の間にも入ってました
これ、めちゃくちゃ美味しかった
ということで、仕事やスキーなどで何度も訪れている新潟でしたが、今回は初めて野球観戦が目的で訪れ、本当に貴重な瞬間にも立ち会えることができて、楽しい遠征になりました
前日のマリンには残念ながら行けませんでしたが、ここ新潟で感動をもらいました
またいつか、ECOスタジアムに訪れる機会を、楽しみにしたいと思っています。
聞くところによると、一軍の選手もこの試合の様子をテレビで見ていたようで、ぜひとも親子優勝を実現したいものですね
最後になりますが、慶彦マリーンズ、日本一おめでとう
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