神戸の県庁。新しく委員に就任した総務常任委員会。
 
総務常任委員会

 

今回から常任委員会の議会中継が全委員会に拡大する
 
まず部外局(失礼な表現だが)。私からは「無償貸与」を受けた物品等に関して公文書が全く作成されない現行ルールの問題について会計管理者等に質問。
 
昨年の姫路ゆかたまつりで知事が着用した播州織の浴衣(ゆかた)は無償貸与とのことだが、そうした告知はなく、公文書も存在しないという。無償貸与をたくさん受けて誰がチェックできるのだろうか。本当に返却されるものなのか。全くわからない。無償貸与は議会も何も誰もチェックできない。
 
下記の自転車は知事のサイクリング用ということだが、装備品を合わせると約60万円もする高価なものだという。自転車に造詣の深い姫路市議のKさんに聞くと、顧客の身体に合わせて採寸、調整されるんだとか。
↑の公式hpにも「トレック・ジャパン(株)からは、齋藤知事のサイクリング用として最新e-bike「Domane+ AL 5」を1台、県に貸与しています。」という記載がある。知事のサイクリング用に無償貸与…。
 
 
その後の総務部広報広聴課の事務概要調査では、下記のテレビでも大きく報じられた、知事の顔写真を広報物に入れるようになったと言われる昨年夏の「はばタンPayプラス第一弾」の販促物作成経緯について質問。
 

 

 

 
それまで写真が使われていなかった販促物になぜ写真が入ることになったのか。度々記者会見で知事は自分ではないと主張しているが、一体誰が指示したのか?誰も自分だとは言わない。職員が自分から知事の顔写真を入れたい!と言うだろうか?
 
議会中継をみていた複数の職員から担当課長が悪いのではなく、職員に命じた人を追及すべきだとの声が上がっていたという。作らされた側が可哀想だという声もあった。やらされた側の人に質問してもそれを答弁できるのか。現体制の実態を知っているのに現場を攻めるのは酷であるということ。仲良くしている若手や先輩から私の姿勢について同じ意見をもらった。
 
私が責めるべきは命じた側。弱いものいじめのようなことはしてはならない。少なくとも私の仲間がそう見た。もっと多くの人が同じ意見をもっている。私も未熟だ。
 
その後、告発文書問題にかかる県民の皆さんからの苦情件数やその対応について確認。
 
終了後、30分くらいあけて、県政改革特別委員会。
 

 

32分40秒から私の県立大学無償化宣伝新快速ポスター、1時間18分55秒から若者・Z世代対策事業レビュー、「ふわふわドーム」関連で質問しています。


私からは、若者・Z世代対策として、ふわふわドームや自習室を県が整備しようとしている問題について取り上げる。はっきり言って基礎自治体の業務の領域で広域行政を担う県の仕事ではない。極めて単純な話がなぜ止まらないのか。
 
しかも県民局や県民センターから整備適地の申し出がなく、整備候補地として挙げられるのが県立都市公園ということたが、下表のようにかなりの地域偏在であり、既にふわふわドームが存在する基礎自治体もある。一箇所3千万円以上。出来れば子どもが喜ぶのはわかる。しかし、不平等になる可能性が極めて高い。やはり、基礎自治体の仕事だ。
 
その後、私の県議一期目からお世話になっている県OBや報道関係者の方々と夕食懇談。懐かしい話のオンパレード。また勉強になる。そして楽しかった。
 
昼食時間なし。