午前中、事務所で作業。午後、大阪へ。団体の会合で講演1時間。参加者が近畿地区と広いため、兵庫県の地元ネタだけでは駄目なので、どの地域にも関係のある課題についても触れる。その中で、少子化対策の取り組みとして結婚相談に助成する取り組みをしている姫路市の事例をTBSが放送していてので取り上げる。参加者の人もすぐにスマホで調べて驚いていた。

 


姫路市のHP

https://www.city.himeji.lg.jp/bousai/0000025926.html

 

 

 

告発文書を作成した元局長が作成したとされる反論文書(X等でも見ることができる)を実名で私に送ってきた方がいる。

この反論文書の中で、私としては看過できない部分があった。

「今回の内部告発の文章作成を一部勤務時間(3時間程度)に行ったことについては職務専念義務違反の認識はありました。この点については言い訳いたしません。県民の皆さん、申し訳ありませんでした」

これは当然である。

(でも、県民局長は土日休日出勤がかなり多いのに代休が取れない中で、平日の合間時間を3時間ほど活用させてもらったと言ったら大目に見ていただけませんか? それに年休も有り余っているんです)

↑のカッコ内は話にならない。こんなことを人事課長経験者が言うなんて駄目だ。


私のもとに昨年来寄せられている職員の方の意見の中で、県庁舎を撤去して4割出勤とすることは県庁が壊れることと同じで絶対にやめてほしいという声が最も多い。県立大学の無償化は一度導入されるともとに戻せないというものもあった。

そして、それに次いで聞こえてきたのは、県のチラシなどの広報宣伝物に知事の写真を使うように指示されること、その指示への抵抗感、そうしてつくられたチラシ等を掲示、配布するということ。特に特定の事業について重点的に指示されることにも、強い違和感を感じる職員がいるとも聞いた。確かに自転車ヘルメットのチラシの配り方などは私が見ていても尋常ならざるものだった。

また、今年に入ってからは民間団体主催の新年会や懇親会に参加した知事と撮影した写真に写った方の氏名や肩書を後日県で調べて、写真の送付先を確認することなどをしているといった話も聞こえてきている。政治家が写真をもとめられることはあるだろうが、写真を送るにしても後援会の私設秘書の仕事だろう。

その職務をしている人たちがなぜそうした違和感を感じるのだろうか。公務として給与をもらいながら勤務しているのに、政務の手伝いをしているのではないかというものではないか。中には公務員は全体の奉仕者のためであって政治家のためではないとはっきりいう人もいた。

あの文書には選挙や政務と公務の峻別ができていないといった趣旨が含まれている。それを公然と指摘するのであれば、自らが政務と公務の区分をしていなかったことを大目に見てなどと言ってはならない。あの部分は絶対に駄目だ。