神戸の県庁。議会控室。予算特別委員会の総括質疑が行われる。総括質疑には知事や副知事ら通常の委員会の部局別審査には出席しない幹部も出席して質疑が行われる。

 

会派ひょうご県民連合からは垂水区選出のK県議が下記通告に基づいて質問。

 

1 県立大学の授業料等無償化について
(1)政策立案のプロセスと唐突な公表について
(2)パブリック・コメント等を実施しない理由について
(3)事務事業評価の対象としない理由について
(4)若者県民に対する支援の公平性について
(5)県立大学卒業者が兵庫に定着し活躍する担保について
(6)県が設置者である他の教育機関との比較と無償化の判断基準について
(7)本来目指すべき県立大学の魅力創出と無償化の関連について
(8)高等教育無償化に向けた国への要望、実現の見通しについて
2 本庁舎4割出勤と県庁舎整備について
(1)県庁1・2号館の解体・撤去と4割出勤の判断に至るまでの議論について
(2)職員の意思を尊重した働き方について
(3)元町山手、県庁舎周辺の賑わいづくりについて
(4)4割出勤を目指したモデルオフィス実施後の分析結果の公表及びその時期について
3 分収造林事業について
4 能登半島地震の被災地支援と今後の災害対応について

 

録画

https://smart.discussvision.net/smart/tenant/pref_hyogo/WebView/rd/schedule.html?year=2024&council_id=101&schedule_id=314

すれ違い答弁が続くが、部局別審査のときからずっと続いているらしい。そもそも民意を聞く手続き等に欠ける部分が多く、まともに答えなれないのである。これで採決されてしまう。

 

質疑終了後、県立大学の無償化を国公立、私立大学も対象とする給付型奨学金制度の財源に組み替える予算組み替え動議等を提出。

 

動議等

https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/tokubetsu/yosan/r6yosan/documents/r060314yosangiji.pdf

西宮市選出のK県議から趣旨説明を行う(上記録画リンク末尾に動画も)。

 

残念ながら賛成少数で否決される。原案については反対したものの賛成多数で可決された。

 

その後、自民党会派から附帯決議が提出されるも、賛成する他の会派や委員はなく賛成少数で否決された。この光景には驚いた。まず単独の会派で附帯決議を出すことをやめなかったこと。しかも自会派以外の一人の賛成者すら得られなかったこと。附帯決議の歴史やルールを知らないと言われても仕方のないこと。こちらに注目したメディアもあるようだ。

 

 

一方、読売新聞では下記リンクのように修正提案等について詳しく書かれている。

 

委員会散会後も控室で帰還した委員を迎え、意見交換など。会派から2名の委員に出てもらっていたがいい仕事をしてもらったと思う。K議員の質疑をみていた人も多く、私にも感想が寄せられる。私と同じようにすれ違い答弁を指摘する声が多かった。


その後、Sさん、Kさんを囲む会へ。下がっていた私のモチベーションをあげ、私の大切にしてきたものをさらに昇華させくれた恩人。その御縁はいずれも友人の人づて。御縁をいただいた友人2人にも感謝。



昼食は県庁西のマルシェでカツカレー(ライス半分)。カツで気合いをいれる!