早朝起床。資料作成、送付。その後、神戸の県庁。議運を受けて会派の議員団総会。その後、県公館。本会議。知事から2023年度関係の補正予算(調整)などの提案説明を受ける。



最も大きな話は県債管理基金を「764億円」取り崩して(一般会計では繰入れ)、そのうち416億円を旧兵庫みどり公社(ひょうご農林機構)の貸付金債権を三井住友銀行から譲渡を受けたこに支払い、合わせて利息分等の損失補償契約(債務負担行為)に30億円を支払い、県企業庁の地域整備事業会計との債権債務の精算で320億円を活用するというもの。また、416億円の債権とはいうが旧みどり公社の財務状況からこれが戻ってくることはおろか、公社の日本政策金融公庫への元利償還金も損失補償契約(債務負担行為)に基づいて他の損失も別途負担することになる。旧みどり公社だけで総額約800億円が失われることになる。


大きな話である。他方、先日、大阪府が予算編成にあたって財政調整基金を「680億円」を取り崩すという話がテレビで放送されていた(下記に朝日放送のリンク)。



兵庫県の話もテレビで報道されているのだろうか。その原因とともに。私が知らないだけかもしれないが…。

県債管理基金(減債基金)と財政調整基金の取り崩しのどちらの取り崩しのほうが影響が大きいか。前者は借金返済のための義務積立で、公社は余裕資金の貯金である。もちろん報道は自由であるが、兵庫県政についても広報番組のような話ばかりでなく、調査報道も少しはやってもらいたい。

本会議散会後、急ぎの相談があるということで急遽姫路へ戻る。相談者の話を聞き、私なりにできることをさせてもらう。

その後、播但線で姫路。産経新聞夕刊に別頁のような記事が出ているとの連絡。その後、団体の政治研修会で事業所に届いている夕刊現物を貸してもらって、県政報告の冒頭に紹介。

その後、役員の方との意見交換会など。若い方も多い。その後、1人で反省会。帰る途中に最近良くお会いする方とまた会う。なかなか。